マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
31日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.94%高の18402.19ポイントだった。中国企業指数は1.10%高の6533.86ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で636億2000万HKドル。
ハンセン指数は高くスタート。前日終値は2日以来4週間ぶりの安値だっただけに、自律反発を狙う買いが幅広いセクターに入った。前日に米長期金利の指標となる米10年債利回りが3営業日ぶりに反落し、投資家が運用リスクを取りやすくなった。ただ、中国景気不安がくすぶるなかで上げ幅をじりじりと縮め、前場の安値圏で引けた。寄り付き後に中国国家統計局が発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想を下回り、3カ月ぶりに景況感の分かれ目となる50を割り込んだ。 個別では、金融株の中国工商銀行(01398)、AIAグループ(01299)、中国平安保険(02318)、エネルギー資源株の中国神華能源(01088)、CNOOC(00883)、ペトロチャイナ(00857)が買われた。電気自動車の理想汽車(02015)と医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)は大幅に反発。製薬の中国生物製薬(01177)、ニット衣料の申洲国際集団(02313)も高い。一方、前日買われた阿里健康(00241)が大幅安。香港商業不動産の九龍倉置業地産(01997)、豚肉大手の万洲国際(00288)、パソコン大手のレノボグループ(00992)は続落した。 |
|
||
ハンセン指数
引値:18402.19ポイント 前日比:172.00ポイント 騰落率:0.94% 中国企業指数 引値:6533.86ポイント 前日比:70.91ポイント 騰落率:1.10% レッドチップ指数 引値:3918.31ポイント 前日比:19.87ポイント 騰落率:0.51% |
|
||
31日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.27%高の3099.99ポイントだった。深セン成分指数は0.36%高の9418.48ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4453億9900万元だった。
上海総合指数は小高く始まった後、ほどなく心理的節目の3100ポイントを回復したが、上値は重く、同節目をわずかに下回って前場の取引を終えた。指数は前日に約1週間ぶりの安値を付けた後とあって、買い戻す動きが広がったほか、米長期金利の低下も好感された。ただ、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する4月個人消費支出(PCE)価格指数の発表を前に様子見ムードが強まり、相場の重しとなった。中国国家統計局と中国物流採購聯合会が31日発表した2024年5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.5となり、市場コンセンサス予想の50.4を下回った。セクター別では、コンシューマーエレクトロニクスや航空・宇宙、電子部品などが買われた半面、バッテリー素材が全面安。化学肥料や太陽光発電設備も売られた。 上海B株指数は0.17%安の250.42ポイント、深センB株指数は0.27%高の1147.15ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
05/22 |
[政策] 外交部記者会見:台湾の外交部長発言と民進党党員の除名処分について![]() |
05/22 |
[政策] 商務部記者会見:家電の「以旧換新」政策による販売増について![]() |
05/22 |
[政策] 商務部記者会見:国内大循環強化の取り組みについて![]() |
05/22 | [企業] センスタイム、AI将棋ロボでJDドットコムとコラボ |
05/22 | [企業] 決算寸評:サンズ・チャイナ、24年12月本決算は大幅増益 |
レポート |