画像認識システムの中国最大手、センスタイム(
00020)は22日、家庭用ロボットブランド「元蘿卜SenseRobot」から、JDドットコム(
09618)と共同開発した新製品「元蘿卜AI将棋ロボット−京東Joy Inside(五合一版)」を発表した。「京東Joy Inside」シリーズで初となる消費者向けスマートハードウエアとなる。『新浪科技』が22日伝えた。
新製品は3−12歳の子供向けに開発され、中国将棋の「象棋」や囲碁、チェス、チェッカー、五目並べの5種のボードゲームに対応する。京東(JD)のキャラクターを搭載した大規模言語モデルによる対話AIや学習機能を通じて子供のAIへの関心を高め、教師や対戦者としての役割を担う。
同製品はJDドットコムで独占販売され、販売価格は3299元。全額前払いの予約購入では300元引きの2999元となる。センスタイムは今後、AI分野のさらなるパートナーとの協業を通じて、同ロボットの製品ラインや機能の拡充を図る方針だ。