2024-09-18 |
香港/企業動向/家電 |
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美的集団の香港IPO調達額は約3年半ぶりの大きさ、A株企業の上場申請相次ぐ(16:27)
中国の家電大手、美的集団(
00300/
000333)が17日に香港市場への上場を果たしたが、新規株式公開(IPO)による調達額は310億HKドルに上り、2021年2月に483億HKドルを調達した快手科技(
01024)以来、約3年半ぶりの大きさとなった。『上海証券報』が18日伝えた。
香港証券取引所では今年1−6月期に30社が上場を果たしたが、調達額は合計で134億HKドルと低調で、17日に上場した美的集団1社の調達額の43.23%に相当する水準にとどまっている。一方、A株企業が香港上場を目指す動きが目立っており、資金調達ルートの拡大やグローバル化の加速などを目的とし、これまでに順豊控股(
002352)や江蘇龍蟠科技(
603906)、厦門吉宏科技(
002803)、赤峰吉隆黄金鉱業(
600988)などが香港証券取引所に上場申請を行っている。