マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
20日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.29%安の88.28米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は1.55%安の108.87米ドルと続落した。主な中国関連ネット・IT株の20日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):88.28米ドル(-0.29%) ■百度(BIDU):108.87米ドル(-1.55%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):57.05米ドル(+0.39%) ■JDドットコム(JD):34.75米ドル(-1.47%) ■ウェイボー(WB):9.36米ドル(-3.11%) ■ネットイース(NTES):104.73米ドル(-0.23%) ■ハロー・グループ(MOMO):6.02米ドル(-2.90%) ■滴滴全球(DIDI):4.80米ドル(+0.42%) ■捜狐(SOHU):12.01米ドル(+0.67%) ■チーター・モバイル(CMCM):5.55米ドル(+20.92%) ■テンセント・ミュージック(TME):15.27米ドル(-0.97%) |
|
||
20日のNY株式相場は高安まちまち。決算発表を控えたエヌビディアが上昇しナスダック総合が史上最高値を更新した一方、JPモルガン・チェースの大幅安が重しとなりダウ平均が下落した。
先週まで5週続伸したダウ平均は73米ドル高まで上昇し、取引時間中の史上最高値を更新後、終盤に216米ドル安まで下落し、196.82米ドル安(-0.49%)と反落して終了。ダイモンCEOの早期退任と自社株買いの縮小方針を示したJPモルガン・チェースが4.50%下落し、1銘柄でダウ平均を60米ドル余り押し下げたほか、ジョンソン・エンド・ジョンソン、トラベラーズ、ホーム・デポ、ユナイテッドヘルスが1-2%下落したことも重しとなった。 一方、S&P500はおおむねプラス圏で推移し、0.09%高と小幅に2日続伸して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.65%高と3日ぶりに反発し、取引時間中と終値の最高値を更新した。 水曜日引け後に決算を発表するエヌビディアはアナリストの投資判断や目標株価の引き上げが相次ぎ、2.49%高と3日ぶりに反発。年初来では91.39%高となり、直近年間では204.02%高となった。S&P500の11セクターはIT、コミュニケーションなど4セクターが上昇し、金融、一般消費財、不動産、生活必需品、エネルギーなど7セクターが下落した。 引け後の動きではパロ・アルト・ネットワークスが時間外で8%超下落。IBMからクラウド・セキュリティ・ソフトウェア関連資産を取得するとの発表が嫌気された。ペロトンは追加の資金調達を発表し、時間外で一時12%安と急落したが、その後下落率を2%程度に縮小した。 |
|
||
21日の香港市場は米株安の流れを引き継ぎ、売りが先行するか。ハンセン指数は前日まで3営業日続伸し、終値ベースで2023年8月1日以来およそ9カ月半ぶりの高値を更新した後とあって、利益確定売りが引き続き重荷となるだろう。米連邦準備理事会(FRB)高官が利下げ転換に慎重な認識を示したことを受け、米長期金利が上昇したことも嫌気されそうだ。
一方、中国政府への政策期待は根強い。中国政府が住宅ローンの下限撤廃や地方政府による住宅買い取りなど追加の不動産支援策を発表したほか、習近平国家主席が観光強国の構築加速を指示している。決算や業績見通しを手掛かりとした物色も続くだろう。きょうは同程旅行(00780)や小鵬汽車(09868)などが2024年1−3月期決算を発表する。 20日のNY市場でダウ平均は反落し、前週末に付けた4万米ドル台を割り込んで終えた。主力株の一部に持ち高調整や利益確定の売りが出た。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3営業日ぶりに反発し、15日以来となる過去最高値を更新した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではHSBC(00005)、アリババ集団(09988)が香港終値を上回った半面、AIAグループ(01299)、テンセント(00700)が下回って引けた。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
05/22 |
[政策] 外交部記者会見:台湾の外交部長発言と民進党党員の除名処分について![]() |
05/22 |
[政策] 商務部記者会見:家電の「以旧換新」政策による販売増について![]() |
05/22 |
[政策] 商務部記者会見:国内大循環強化の取り組みについて![]() |
05/22 | [企業] センスタイム、AI将棋ロボでJDドットコムとコラボ |
05/22 | [企業] 決算寸評:サンズ・チャイナ、24年12月本決算は大幅増益 |
レポート |