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指数: 15分ディレイ
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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比1.59%安の19137.88ポイントだった。中国企業指数は1.54%安の6941.40ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で917億4000万HKドル。
ハンセン指数は朝方に前日終値付近でもみ合った後、一本調子で下げ幅を拡大。7日発表の米経済指標が予想を上回る強い結果となったことで米長期金利が上昇し、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに一段と慎重になるとの懸念が強まった。前日に続き、米国と中国の対立激化を懸念する売りも出たもよう。米国防総省が7日付の官報で公示した「中国軍事企業」リストに多数の中国企業が収載され、中国商務部などが「強烈な不満」を表明した。 個別では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(02382)が8%近く下落。石炭大手の中国神華能源(01088)、スマートフォン大手の小米集団(01810)は大幅に続落した。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、新エネルギー車メーカーのBYD(01211)と子会社のBYDエレクトロニック(00285)、生活アプリ運営の美団(03690)も安い。一方、白物家電大手の海爾智家(06690)、豚肉大手の万洲国際(00288)、中国4大商業銀行の中国工商銀行(01398)が買われた。 |
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ハンセン指数
引値:19137.88ポイント 前日比:-309.70ポイント 騰落率:-1.59% 中国企業指数 引値:6941.40ポイント 前日比:-108.31ポイント 騰落率:-1.54% レッドチップ指数 引値:3574.82ポイント 前日比:-55.77ポイント 騰落率:-1.54% |
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8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.46%安の3182.48ポイントだった。深セン成分指数は2.38%安の9760.85ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7064億5700万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏で推移した。中盤に心理的節目の3200ポイントを割り込むと、前引けにかけて一段安。中国景気の不安に加え、トランプ米次期大統領の就任を今月20日に控え、米国の対中政策を巡る警戒感からリスク回避の動きが広がった。 セクター別では、バッテリー素材が全面安。コンシューマーエレクトロニクス、金融・投資関連、バッテリーも大きく下げるなど、ほぼ全セクターで売りが優勢だった。 上海B株指数は1.56%安の258.04ポイント、深センB株指数は1.34%安の1180.93ポイントだった。 |
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