マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
7日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。終値は前日比0.71%高の3229.64ポイントだった。深セン成分指数は1.14%高の9998.76ポイントと5営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆766億3700万元だった。
上海総合指数は、序盤に前日終値付近でもみ合い。中盤はマイナス圏で推移したが、心理的節目の3200ポイントでは下げ渋った。終盤に上昇すると結局この日の高値圏で終えた。中国景気の不安や米中対立激化への懸念は根強いものの、前日終値はおよそ2カ月半ぶりの安値を連日で更新していただけに、値ごろ感からの買いが指数を押し上げた。人民元安の一服も投資家心理を支えたもよう。セクター別では、電源設備やコンピューター、半導体、コンシューマーエレクトロニクスなどが買われた半面、医薬品関連、石炭、電力が売られた。 A株市場ではハイテク株の上昇が目立ち、京東方科技集団(000725)、歌爾(002241)、海能達通信(002583)、北方華創科技集団(002371)、立訊精密工業(002475)などが大きく買われた。自動車メーカーの上海汽車集団(600104)、金鉱大手の紫金鉱業集団(601899)も高い。一方、製鉄の宝山鋼鉄(600019)、電力大手の国投電力控股(600886)、石炭大手の中国神華能源(601088)が売られた。香港証券取引所に上場を申請した江蘇恒瑞医薬(600276)は反落した。 上海B株指数は0.90%高の262.13ポイントと続伸。深センB株指数は0.64%高の1196.93ポイントと6営業日ぶりに反発した。 |
|
||
上海総合指数
引値:3229.64ポイント 前日比:22.72ポイント 騰落率:0.71% 上海B株指数 引値:262.13ポイント 前日比:2.33ポイント 騰落率:0.9% 深セン成分指数 引値:9998.76ポイント 前日比:113.11ポイント 騰落率:1.14% 深センB株指数 引値:1196.93ポイント 前日比:7.61ポイント 騰落率:0.64% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3796.11ポイント 前日比:27.14ポイント 騰落率:0.72% |
|
||
7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.93%安の19309.05ポイントだった。中国企業指数は2.14%安の6982.81ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1155億2000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移した。米国防総省が6日、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)など複数企業を中国人民解放軍と協力関係にあるとみなす「中国軍事企業」リストに追加すると明らかにし、投資家心理を冷やした。また、今月20日にはトランプ米次期大統領の就任が控えており、米国の対中政策を巡る警戒感が引き続き相場の重しとなった。 個別では、テンセントが7%近く下落し、指数を押し下げた。小米集団(01810)が8%超下げたほか、薬明生物技術(02269)や国薬控股(01099)の下落も目立った。半面、信義光能(00968)や紫金鉱業集団(02899)が買われたほか、銀河娯楽(00027)やサンズ・チャイナ(01928)などカジノ株も高かった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
05/24 |
[統計] 対中投資、1−4月は11%減=商務部![]() |
05/23 |
[業界] 何立峰副首相、シティとカーライルの幹部と会談![]() |
05/23 |
[政策] 外交部記者会見:米国によるハーバード大学の留学生制限について![]() |
05/23 | [業界] 電子商取引が内需喚起と外需開拓で成長=商務部 |
05/23 | [統計] 4月の中国消費市場、5.1%増と堅調維持=商務部 |
レポート |