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指数: 15分ディレイ
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3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。終値は前日比1.57%安の3211.43ポイントだった。深セン成分指数は1.89%安の9897.12ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆2678億6300万元だった。
上海総合指数は反発して寄り付いたものの、その後は総じてマイナス圏で推移した。2日までに官民が発表した2024年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)がそろって予想から下振れし、景況感の悪化を嫌気する売りが引き続き優勢。後場に入ると指数は一段安となり、終値ベースで昨年10月17日以来、およそ2カ月半ぶりの安値を更新した。 セクター別では、観光・ホテルが全面安。商業・百貨店、インターネットサービス、教育、通信サービスなども安い。半面、貴金属、石炭の一角が買われた。 A株市場では、スーパーマーケット大手の永輝超市(601933)がストップ安となったほか、百貨店チェーンの王府井集団(600859)が8%超の下げ。テック株の海能達通信(002583)、曙光信息産業(603019)、ゲーム関連の奥飛娯楽(002292)、自動車大手の上海汽車集団(600104)、教育関連の中公教育科技(002607)なども大幅安。半面、産金大手の紫金鉱業集団(601899)、家電メーカーの海信家電集団(000921)、化学メーカーの江蘇東方盛虹(000301)、アルミ大手の中国アルミ(601600)などが買いを集めた。 上海B株指数は1.4%安の259.12ポイント、深センB株指数は0.61%安の1194.70ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:3211.43ポイント 前日比:-51.13ポイント 騰落率:-1.57% 上海B株指数 引値:259.12ポイント 前日比:-3.68ポイント 騰落率:-1.4% 深セン成分指数 引値:9897.12ポイント 前日比:-190.94ポイント 騰落率:-1.89% 深センB株指数 引値:1194.70ポイント 前日比:-7.33ポイント 騰落率:-0.61% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3775.16ポイント 前日比:-45.24ポイント 騰落率:-1.18% |
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3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.87%高の19794.03ポイントだった。中国企業指数は1.09%高の7167.77ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で864億8000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後、序盤に上げ幅を拡大した。「中国の監督管理当局が上場企業に対して、悪材料を1月15日までに公表するよう指導した」「保険会社が公募ファンドに大規模な償還を求めている」といったうわさが拡散したことが2日に相場が急落した一因とされているが、中国証券監督管理委員会(CSRC)の報道官が同日夜に「すべてデマ情報」と否定したことが安心感につながったもよう。もっとも、本土市場で上海総合指数が軟調に推移したこともあり、買い一巡後は伸び悩んだ。 個別では、スマートフォン関連の小米集団(01810)、BYDエレクトロニック(00285)、舜宇光学科技(02382)が大幅高。中国当局がスマホなどの新規購入に補助金を支給する方針を示したことが材料視された。海運株の東方海外(00316)、半導体受託製造のSMIC(00981)、大型ネット株の美団(03690)、アリババ集団(09988)なども買われた。半面、教育関連の新東方教育科技(09901)、ガラス大手の信義ガラス(00868)、香港不動産関連の恒隆地産(00101)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(01928)などが下げた。 |
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