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指数: 15分ディレイ
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31日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。終値は前日比1.63%安の3351.76ポイントだった。深セン成分指数は2.40%安の10414.61ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆3457億6300万元だった。
上海総合指数は序盤に心理的節目の3400ポイントを割り、徐々に下げ幅を拡大すると、終値は23日以来、約1週間ぶり安値だった。前日の米株安が嫌気されたほか、中国国家統計局と中国物流採購聯合会が31日発表した2024年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.1となり、市場コンセンサス予想の50.3を下回ったことも投資家心理を冷やした。年末とあって持ち高調整や利益確定の売りも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、電子化学品やゲームが全面安となったほか、半導体や証券などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、ガスや酒造の一角が買われた。 A株市場では、奥飛娯楽(002292)や歌爾(002241)、用友網絡科技(600588)、永輝超市(601933)などが大きく下げたほか、自社株買いに最大6億元を投じると発表した浙江三花智能控制(002050)も売られた。半面、徐工集団工程機械(000425)や分衆伝媒信息技術(002027)、中国神華能源(601088)、国投電力控股(600886)などが買われた。 上海B株指数は0.97%安の267.38ポイント、深センB株指数は0.13%安の1213.03ポイント。 |
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上海総合指数の12月の終値は3351.76ポイントとなり、騰落率は0.8%高だった。年初来では12.7%高。なお、上海総合指数の過去10年の12月相場は、上昇年数(勝)が5、下落年数(敗)が5で、五分五分だった。過去10年の平均騰落率は0.2%。過去10年の結果は次の通り。
2024年 3351.76 [+0.8%] 2023年 2974.93 [-1.8%] 2022年 3089.26 [-2.0%] 2021年 3639.78 [+2.1%] 2020年 3473.07 [+2.4%] 2019年 3050.12 [+6.2%] 2018年 2493.90 [-3.6%] 2017年 3307.17 [-0.3%] 2016年 3103.64 [-4.5%] 2015年 3539.18 [+2.7%] ※指数が上昇した月を「勝」、下落した月を「敗」としています ※指数は月末の終値、[ ]内は指数の月間騰落率となっています ※10年平均騰落率は過去10年間の騰落率を単純平均したものです |
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上海総合指数
引値:3351.76ポイント 前日比:-55.57ポイント 騰落率:-1.63% 上海B株指数 引値:267.38ポイント 前日比:-2.62ポイント 騰落率:-0.97% 深セン成分指数 引値:10414.61ポイント 前日比:-256.55ポイント 騰落率:-2.4% 深センB株指数 引値:1213.03ポイント 前日比:-1.56ポイント 騰落率:-0.13% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3934.91ポイント 前日比:-64.14ポイント 騰落率:-1.6% |
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