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指数: 15分ディレイ
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19日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前日比0.36%安の3370.03ポイントだった。深セン成分指数は0.61%高の10649.03ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆4440億8900万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が市場予想通りに0.25%引き下げられたものの、2025年の利下げ回数の見通しが従来の4回から2回に修正。これを受けて為替市場で米ドル高・人民元安が進み、中国からの資金流出が警戒された。もっとも、中国当局による金融緩和や財政出動への期待が根強く、後場は下げ幅をやや縮小した。 セクター別では、商業・百貨店、石油、石炭、酒造などが安い。半面、インターネット設備、電源設備、通信サービス、通信設備などが買われた。 A株市場では、小売りチェーンの永輝超市(601933)が大幅安。教育関連の中公教育科技(002607)、ゲーム関連の奥飛娯楽(002292)、自動車メーカーの上海汽車集団(600104)、広州汽車集団(601238)、不動産デベロッパーの万科企業(000002)なども下げが目立った。半面、通信設備大手の中興通訊(000063)、テック株の浙江水晶光電科技(002273)、曙光信息産業(603019)、紫光(000938)、立訊精密工業(002475)などが買いを集めた。 上海B株指数は0.28%高の272.62ポイント、深センB株指数は0.42%安の1221.60ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3370.03ポイント 前日比:-12.18ポイント 騰落率:-0.36% 上海B株指数 引値:272.62ポイント 前日比:0.75ポイント 騰落率:0.28% 深セン成分指数 引値:10649.03ポイント 前日比:64.76ポイント 騰落率:0.61% 深センB株指数 引値:1221.60ポイント 前日比:-5.12ポイント 騰落率:-0.42% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3945.46ポイント 前日比:3.57ポイント 騰落率:0.09% |
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19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比1.00%安の19666.12ポイントだった。中国企業指数は0.88%安の7117.68ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で654億HKドル。
ハンセン指数は前日のNY市場で主要3指数がそろって大幅下落した流れを引き継ぎ、マイナス圏で軟調に推移した。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利が市場予想通りに0.25%引き下げられたものの、2025年の利下げ回数の見通しが従来の4回から2回に修正されたことが嫌気された。また、中国景気の先行き不安が強いなか、香港市場では24日後場から26日までクリスマスで休場となることから、持ち高調整の動きも広がった。 個別では、アリババ集団(09988)や美団(03690)が売られて指数を押し下げたほか、恒基兆業地産(00012)や新鴻基地産(00016)など香港不動産株も売られた。万洲国際(00288)や信義光能(00968)の下落も目立った。半面、バドワイザーAPAC(01876)やチャイナ・ユニコム(00762)、安踏体育用品(02020)が買われた。 |
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