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指数: 15分ディレイ
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17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.39%安の19718.56ポイントだった。中国企業指数は0.30%安の7110.99ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で668億HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、総じてマイナス圏でもみ合った。序盤は売り一巡後にわずかながらプラス圏へ浮上する場面もあったが、勢いは続かなかった。中国の景気懸念が引き続き重荷。米連邦準備理事会(FRB)が17−18日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見気分も漂う。FOMCでは0.25%の利下げがほぼ確実視されているが、2025年の利下げ見通しを巡り、FOMCメンバーのFF金利見通し(ドット・プロット)が注目される。 個別では、医薬品ネット通販の京東健康(06618)、阿里健康(00241)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)、自動車ディーラーの中升集団(00881)が安い。大型ネット株のアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)なども軟調。半面、火鍋チェーン運営の海底撈国際(06862)、自動車・電池メーカーのBYD(01211)、石油メジャーのCNOOC(00883)、通信キャリア大手のチャイナ・ユニコム(00762)などが買いを集めた。 |
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ハンセン指数
引値:19718.56ポイント 前日比:-76.93ポイント 騰落率:-0.39% 中国企業指数 引値:7110.99ポイント 前日比:-21.70ポイント 騰落率:-0.30% レッドチップ指数 引値:3688.70ポイント 前日比:-6.86ポイント 騰落率:-0.19% |
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17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.57%安の3366.89ポイントだった。深セン成分指数は0.12%安の10561.20ポイントと3営業日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9835億1700万元だった。
上海総合指数は序盤に前日終値を挟んで一進一退。前引けにかけて下げ幅を広げ、前場の安値圏で引けた。朝方は値ごろ感に注目した買いが入ったものの、次第に中国景気の先行きを懸念する売りが幅広いセクターで優勢となった。また、中国人民銀行(中央銀行)が前日に「タイムリーな預金準備率と金利の引き下げ」を表明する一方、米連邦準備理事会(FRB)による利下げペースが鈍化するとの観測が浮上し、人民元安の進行が警戒されたもよう。中国人民銀行(中央銀行)が設定したきょうの人民元相場の基準値は1米ドル=7.1891元と4日続落した。 セクター別では不動産サービスが全面安のほか、教育、小売り、文化・メディア、繊維・アパレルが大きく下げた。一方、バッテリー素材と自動車製造の一角が買われた。 上海B株指数は2.01%安の271.62ポイント、深センB株指数は0.53%安の1226.32ポイントとともに3営業日続落した。 |
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