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指数: 15分ディレイ
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27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに大幅反落。前場終値は前日比2.04%安の17721.01ポイントだった。中国企業指数は2.21%安の6334.35ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で527億9000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の18000ポイントを下回って寄り付いた後、徐々に下げ幅を拡大した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する5月個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えて様子見ムードが強いほか、香港市場は7月1日が香港特別行政区設立記念日で休場となることから、3連休を前に持ち高を調整の動きも相場の重しとなった。 個別では、小米集団(01810)が7.63%安と大幅安。康師傅控股(00322)や農夫山泉(09633)、海爾智家(06690)も大幅に下落した。半面、BYDエレクトロニック(00285)や創科実業(00669)が買われた。2024年3月本決算が予想から上振れた波司登国際(03998)は6%超上昇した。 |
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27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.51%安の2957.39ポイントだった。深セン成分指数は0.89%安の8907.74ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3867億3700万元だった。
上海総合指数は序盤に下げ幅を拡大。米長期金利が上昇するなか、人民元安の進行を嫌気した売りが幅広いセクターで先行した。ただ、銀行セクターに買いが入り、前引けにかけてやや値を戻した。中国人民銀行(中央銀行)が設定したきょうの人民元相場の基準値は1米ドル=7.1270元で、昨年11月21日以来の元安/ドル高水準だった。中国の景気不安も地合いを悪化させた。きょう発表された2024年1−5月の工業企業の税引き前利益は前年同期比3.4%増となり、増加率が1−4月の4.3%から減速した。 セクター別では医療サービスと化学製薬が全面安となった。バイオ製品、非鉄金属、自動車部品も売られた。一方、銀行が全面高のほか、不動産サービス、建設コンサルティングサービス、コンシューマーエレクトロニクスが買われた。 上海B株指数は0.40%安の227.50ポイントと反落。深センB株指数は0.40%安の1126.92ポイントと3日ぶりに反落した。 |
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ハンセン指数
引値:17721.01ポイント 前日比:-368.92ポイント 騰落率:-2.04% 中国企業指数 引値:6334.35ポイント 前日比:-142.89ポイント 騰落率:-2.21% レッドチップ指数 引値:3834.66ポイント 前日比:-78.00ポイント 騰落率:-1.99% |
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