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指数: 15分ディレイ
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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.71%安の18021.56ポイントだった。中国企業指数は1.92%安の6429.92ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で550億5000万HKドル。
ハンセン指数は次第に下げ幅を広げ、ほぼ全面安の展開となった。米長期金利の上昇が嫌気されて幅広いセクターが売りに押され、小幅ながら心理的節目の18000ポイントを一時割り込む場面があった。人民元の対米ドル相場が下落基調を強め、中国からの資本流出を警戒する売りも出たもよう。中国人民銀行(中央銀行)が朝方に設定した人民元相場の基準値は1米ドル=7.1196元で、昨年11月23日以来の元安/ドル高水準だった。 個別では、生活アプリ運営の美団(03690)が大きく売られ、相場の重荷となった。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、海運の東方海外(00316)、石油大手のCNOOC(00883)も安い。一方、不動産管理の華潤万象生活(01209)が逆行高。 |
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ハンセン指数
引値:18021.56ポイント 前日比:-313.76ポイント 騰落率:-1.71% 中国企業指数 引値:6429.92ポイント 前日比:-126.18ポイント 騰落率:-1.92% レッドチップ指数 引値:3897.92ポイント 前日比:-46.60ポイント 騰落率:-1.18% |
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21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.39%安の2993.57ポイントだった。深セン成分指数は0.40%安の9032.37ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3773億2200万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、序盤にプラス圏に浮上する場面もあったが、再びマイナス圏に沈むと、心理的節目の3000ポイントを割って前場の取引を終えた。指数は前日に終値で3月27日以来およそ3カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられたが、中国景気の先行き不透明感や欧米との関係悪化懸念がくすぶるなか、週末を前に持ち高を調整する動きが強まった。人民元安を受け、中国からの資本流出も警戒された。セクター別では、ゲームが全面安となったほか、教育や電源設備なども売られた。半面、セメント・建材、宝飾、製薬などが買われた。 上海B株指数は0.43%安の232.77ポイント、深センB株指数は0.33%安の1122.34ポイントだった。 |
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