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指数: 15分ディレイ
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11日のNY株式相場は高安まちまち。人工知能(AI)用ソフトウェアを発表したアップルが大幅高となりS&P500とナスダック総合が新高値を更新した一方、金融株や資本財株が下落しダウ平均が下落した。ダウ平均は120.62米ドル安(-0.31%)と反落。アップルが7.26%高となり1銘柄でダウ平均を92ドル余り押し上げたものの、アメリカン・エキスプレスが3.40%安となったほか、JPモルガン・チェース、ボーイング、ゴールドマン・サックスが2%超下落し、4銘柄でダウ平均を約178米ドル押し下げた。一方、S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.27%高、0.88%高とともに2日続伸し、前日に続いて終値の最高値を更新。取引時間中の史上最高値も更新した。S&P500の11セクターはITが1.66%高、コミュニケーション0.53%高となった一方、金融、公益、資本財、ヘルスケアなど9セクターが下落した。
アップルが大幅高となり、約半年ぶりに上場来高値を更新した一方、エヌビディアは利益確定売りに押され、0.71%安と反落した。S&P500採用銘柄は182銘柄が上昇した一方、317銘柄が下落と、おおむね売りが優勢だった。翌日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、先行きの利下げ見通しを巡りメンバーの金利見通し(ドットプロット)や会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長記者会見が注目されるほか、足もとのインフレ動向を巡り、寄り前に発表される米5月消費者物価指数(CPI)に要注目となる。 |
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ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、11日は上昇が1業種、下落が11業種、変わらずがゼロ業種だった。( )内は前日比騰落率。
1 公共事業:5,372.36(+0.19%) 2 情報技術:10,111.99(-1.08%) 3 素材:7,527.77(-1.34%) 4 通信:1,473.40(-1.39%) 5 医療・ヘルスケア:7,099.23(-1.43%) 6 必需消費財:13,622.74(-1.98%) 7 不動産・建設:1,475.97(-2.26%) 8 金融:3,173.45(-2.4%) 9 コングロマリット:1,302.65(-2.48%) 10 工業:977.50(-2.49%) 11 一般消費財:2,290.32(-3.86%) 12 エネルギー:12,824.08(-5.27%) |
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週明け11日の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。終値は前日比1.04%安の18176.34ポイントだった。中国企業指数は0.90%安の6452.06ポイント。メインボードの売買代金は概算で1398億HKドル。
ハンセン指数は終始マイナス圏で推移した。前週末発表の5月の米雇用統計の予想上振れを受けて、市場の米利下げ期待が一段と後退したことを嫌気。また、週内に米連邦公開市場委員会(FOMC)と5月の米消費者物価指数(CPI)の発表、中国の5月の物価統計と金融統計の発表を控えており、国内外の重要イベントを前に投資家は積極的にリスクを取りにくかった。心理的節目の18000ポイント付近で下げ渋り、後場は下げ幅を縮小したものの、終値ベースで5月31日以来、1週間半ぶりの安値を更新した。 ハンセン指数銘柄では、海運の東方海外(00316)、香港不動産関連の恒隆地産(00101)、九龍倉置業地産(01997)、Link REIT(00823)、アルミメーカーの中国宏橋(01378)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)などが大幅安。半面、大型ネット株の美団(03690)が買われ、一定の支えとなった。PC世界大手のレノボグループ(00992)、自動車・電池メーカーのBYD(01211)、半導体受託製造のSMIC(00981)なども逆行高を演じた。 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.45%安の3755.42ポイントと続落。東方甄選(01797)、小鵬汽車(09868)、センスタイム(00020)、理想汽車(02015)が下落率上位。半面、ウェイボー(09898)、トリップ・ドットコム(09961)、金蝶国際ソフト(00268)などが買いを集めた。 |
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