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週明け20日の香港市場は続伸して始まるか。中国政府が前週末、不動産デベロッパーが抱える住宅在庫を地方政府が買い取る方針を明らかにしたことで、買い安心感が広がると予想する。地方政府が管轄する国有企業が売れ残りの商品住宅(不動産会社が開発し、市場で販売する物件)の一部を購入し、低所得者向け住宅として提供する。不動産会社が取得したものの開発が進んでいない土地を地方政府が買い戻すことも認める。
もっとも、買い一巡後は上値が重い展開があり得る。前週末のハンセン指数終値は約9カ月半ぶりの高値とあって、いったん利益を確定する売りが出やすい。米長期金利の上昇も運用リスクを取りにくくするだろう。17日のNY債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.05%高い4.42%で終えた。 17日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が反発し、終値で初めて4万米ドルを突破した。半面、22日に決算を発表するエヌビディアなどハイテク株の一角が下落しナスダック総合が小幅に続落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)が香港終値を上回って引けた。 |
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17日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて堅調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比2.12%高の88.54米ドルと続伸。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は1.79%安の110.58米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の17日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):88.54米ドル(+2.12%) ■百度(BIDU):110.58米ドル(-1.79%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):56.83米ドル(+0.74%) ■JDドットコム(JD):35.27米ドル(+2.92%) ■ウェイボー(WB):9.66米ドル(-3.78%) ■ネットイース(NTES):104.97米ドル(+0.73%) ■ハロー・グループ(MOMO):6.20米ドル(+2.14%) ■レンレン(RENN):0.80米ドル(+5.30%) ■滴滴全球(DIDI):4.78米ドル(+3.77%) ■捜狐(SOHU):11.93米ドル(-1.40%) ■チーター・モバイル(CMCM):4.59米ドル(+10.34%) ■テンセント・ミュージック(TME):15.42米ドル(-0.45%) |
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17日のNY株式相場は高安まちまち。来週決算を発表するエヌビディアなどハイテク株の一角が下落しナスダック総合が小幅に続落した一方、キャタピラーやウォルマートが上昇しダウ平均とS&P500が反発した。
前日に一時4万米ドルを上回ったダウ平均は134.21米ドル高(+0.34%)の4万3.59米ドルで終了し、終値で初めて4万米ドルを突破した。S&P500も0.12%高と小幅に反発し、終値で再び5300ポイント台を回復した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.07%安と小幅ながら2日続落となった。 週間ではダウ平均が1.24%高、S&P500が1.54%高、ナスダック総合が2.11%高とそろって5週続伸し、年初来ではS&P500とナスダック総合が11%超上昇し、ダウ平均も6%超上昇した。 S&P500の11セクターはエネルギー、素材、金融、一般消費財、コミュニケーションなど8セクターが上昇し、IT、生活必需品など3セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はキャタピラー、JPモルガン・チェース、ボーイング、ウォルマートが1%超上昇し、シェブロン、ゴールドマン・サックス、ユナイテッドヘルスなども0.6%超上昇。一方、アムジェン、インテルが0.6-0.7%下落した。 センチメントは改善が続いた。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の12.42ポイントから11.99ポイントに低下し、終値で2019年11月以来の低水準となった。 |
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