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指数: 15分ディレイ
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25日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.80%安の3346.04ポイントだった。深セン成分指数は1.17%安の10854.50ポイントと続落。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆8967億6200万元だった。
上海総合指数は安く始まった。中国共産党中央委員会と国務院(内閣に相当)が公表した「中央1号文件」を受けて前日に買われた農村改革関連の銘柄が反落し、相場の重荷だった。米トランプ政権による関税や半導体規制への警戒感も根強い。「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の開幕を来週に控え、中盤には政策期待から上海総合指数の下げ幅が縮小する場面があったものの、ほどなく失速。終値は18日以来1週間ぶりの安値となった。 セクター別では、保険が全面安のほか、化学肥料、農業・水産業、文化・メディア、酒造が売られた。一方、バッテリー金属、自動車、自動車部品、風力発電設備が高い。 A株市場では、製紙のSTチェンミン・ペーパー(000488)、産業システム開発の上海宝信ソフト(600845)、アルミ大手の中国アルミ(601600)が大幅安。保険株の新華人寿保険(601336)と中国太平洋保険(601601)、家電株の海爾智家(600690)と美的集団(000333)も売られた。音声認識技術の科大訊飛(002230)、通信機器の中興通訊(000063)は反落した。一方、光学部品の欧菲光集団(002456)、電子機器受託製造の立訊精密工業(002475)、風力発電設備の金風科技(002202)が買われた。 上海B株指数は0.16%安の259.22ポイントと4営業日続落。深センB株指数は0.48%安の1214.53ポイントと続落した。 |
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上海総合指数
引値:3346.04ポイント 前日比:-26.99ポイント 騰落率:-0.80% 上海B株指数 引値:259.22ポイント 前日比:-0.42ポイント 騰落率:-0.16% 深セン成分指数 引値:10854.50ポイント 前日比:-128.54ポイント 騰落率:-1.17% 深センB株指数 引値:1214.53ポイント 前日比:-5.87ポイント 騰落率:-0.48% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3925.65ポイント 前日比:-44.07ポイント 騰落率:-1.11% |
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25日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.62%安の23196.33ポイントだった。中国企業指数は0.50%安の8575.60ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1851億5000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の23000ポイントを割り込み、前日比2.68%安で寄り付いた。NY市場のハイテク株売りの流れを引き継ぎ、大型ネット株が大幅安となり、指数を押し下げた。ただ、その後は次第に下げ幅を縮め、前場半ばに再び23000ポイントに乗せた。中国企業で自社サービスにDeepSeekを導入する動きが広がり、DeepSeek相場が続くことへの期待や、「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の開幕を来週に控えるなかで高まる政策期待が地合いを支えたもよう。 個別では、25日朝方に2024年12月本決算を発表したトリップ・ドットコム(09961)が9%超安と急落。アリババ集団(09988)と傘下の阿里健康(00241)、百度(09888)、美団(03690)、JDドットコム(09618)と傘下の京東健康(06618)など売られたほか、教育関連サービス事業者の新東方教育科技(09901)、ビールメーカーの華潤ビール(00291)なども下げが目立った。半面、新興新エネ車メーカーの理想汽車(02015)が12%超高と急伸。同社が日本時間の25日11時ごろに「微博(ウェイボー)」の公式アカウントで初の純電気SUV「理想i8」の画像を公開したことが材料視されているようだ。民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)、半導体受託製造のSMIC(00981)、スマホ大手の小米集団(01810)なども買いを集めた。 |
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