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指数: 15分ディレイ
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週明け17日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前営業日比0.27%高の3355.83ポイントだった。深セン成分指数は0.39%高の10791.06ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆9414億7400万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、前週末終値を挟んだ一進一退の展開だったが、終値ベースで年初来高値を連日で更新した。利益確定売りが重荷となる半面、人工知能(AI)の応用の加速や中国IT企業への再評価が進むことに対する期待が買いを支えた。 セクター別では、教育、不動産サービス、医療サービス、通信設備などが高い。半面、貴金属が全面安となったほか、バッテリー素材、文化・メディア、航空・空港運営などが売られた。 A株市場では、通信キャリア大手の中国聯合網絡通信(600050)、教育関連の中公教育科技(002607)、豚肉関連の新希望六和(000876)が大幅高。自動車部品関連の寧波均勝電子(600699)、浙江三花智能控制(002050)、テック株の富士康工業互聯網(601138)、曙光信息産業(603019)、ゲーム関連の巨人網絡集団(002558)なども買いを集めた。半面、映画館運営の万達電影(002739)がストップ安となったほか、リチウム電池材料メーカーの寧波杉杉(600884)、中国発の大規模言語モデル「DeepSeek」とのサービス提携契約の締結を否定した用友網絡科技(600588)、産金大手の紫金鉱業集団(601899)などの下げが目立った。 上海B株指数は0.48%安の265.86ポイント、深センB株指数は0.08%高の1225.39ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3355.83ポイント 前日比:9.11ポイント 騰落率:0.27% 上海B株指数 引値:265.86ポイント 前日比:-1.28ポイント 騰落率:-0.48% 深セン成分指数 引値:10791.06ポイント 前日比:41.60ポイント 騰落率:0.39% 深センB株指数 引値:1225.39ポイント 前日比:1.04ポイント 騰落率:0.08% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3947.40ポイント 前日比:8.39ポイント 騰落率:0.21% |
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週明け17日前場の香港市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比0.18%高の22661.90ポイントだった。中国企業指数は0.06%高の8336.27ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で2528億3000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に高く推移したが、心理的節目の23000ポイントに近い水準では短期的な過熱感が意識され、前引けにかけて前週末終値を挟んだもみ合いとなった。利益確定売りが出た半面、人工知能(AI)関連銘柄を物色する動きが続き、売買代金が膨らんだ。中国の習近平国家主席が午前に開かれた民営企業座談会に出席したと国営新華社が伝え、投資家心理を支えたもよう。 個別では、テンセント(00700)が買われて相場の上昇を主導。同社の対話アプリ「微信」が中国発の大規模言語モデル「DeepSeek(ディープシーク)」を使った検索サービスの試験提供を始めたと伝わった。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、即席麺大手の康師傅控股(00322)は大幅に続伸。製薬の中国生物製薬(01177)と翰森製薬(03692)、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、電力大手の華潤電力控股(00836)も高い。半面、前週末に大幅高だった百度(09888)、BYDエレクトロニック(00285)、京東健康(06618)が売られた。 |
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