週明け11日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。注目の全国人民代表大会（全人代）常務委員会が8日発表した経済政策は地方政府が抱える「隠れ債務」を置き換えるインフラ債の発行枠の拡大にとどまり、不動産不況や内需刺激に向けた大規模な財政出動が盛り込まれなかったことで失望売りが出たもよう。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比0.52％安の3434.46ポイントで推移。セクター別では、航空・空港運営、食品・飲料、証券、石炭などが安い。半面、半導体、電子化学品、バッテリー素材、教育などが買われている。

ハンセン指数
　始値：20258.14ポイント
　前日比：-470.05ポイント
　騰落率：-2.27％

中国企業指数
　始値：7284.79ポイント
　前日比：-176.65ポイント
　騰落率：-2.37％

レッドチップ指数
　始値：3741.69ポイント
　前日比：-77.95ポイント
　騰落率：-2.04％

上海総合指数
　始値：3432.37ポイント
　前日比：-19.93ポイント
　騰落率：-0.58％

上海B株指数
　始値：283.28ポイント
　前日比：-0.40ポイント
　騰落率：-0.14％

深セン成分指数
　始値：11087.41ポイント
　前日比：-74.29ポイント
　騰落率：-0.67％

深センB株指数
　始値：1275.41ポイント
　前日比：4.56ポイント
　騰落率：0.36％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4066.93ポイント
　前日比：-37.12ポイント
　騰落率：-0.9％