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週明け17日の香港市場は続落して始まるか。中国景気の先行き不透明感から売りが先行しそうだ。中国人民銀行(中央銀行)が前週末に発表した5月の金融統計は総じて予想から下振れした。きょう午前には中国国家統計局が同月の小売売上高などの主要経済指標を発表する。結果を見極めたいとして投資家が積極的な売買を手控えると予想する。中国と欧米の関係悪化リスクも引き続き意識されるだろう。主要7カ国(G7)は14日に首脳宣言を採択し、ロシアとの軍事転用可能な技術・部品の取引に関与すれば、中国を含む外国金融機関をG7の金融システムから排除すると警告した。
もっとも、米利下げへの期待から買いが入れば、下値が堅い展開があり得る。前週発表された米物価指標はインフレ鈍化を示す内容が多く、米国の長期金利は低下傾向にある。 14日のNY株式相場は、弱い経済指標を受けてレジャー関連株など景気敏感株が幅広く下落し、ダウ平均が4日続落。半面、ハイテク株主体のナスダック総合は小幅ながら5日続伸し、5日連続で終値の過去最高値を更新した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、中国4大国有銀行の中国建設銀行(00939)、中国スマートフォン大手の小米集団(01810)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)が上回って終えた。 |
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香港証券取引所が16日に発表した統計によると、香港から中国本土株に投資する「滬股通(上海コネクト・ノースバウンド)」と「深股通(深センコネクト・ノースバウンド)」は、合わせて成約ベースで47億3500万元の売り越しだった。うち上海市場は58億8200万元の売り越し、深セン市場は11億4600万元の買い越しだった。
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香港証券取引所が14日に発表した統計によると、中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は、成約ベースで58億700万HKドルの買い越しだった。うち上海経由の買越額は30億5100万HKドル、深セン経由は27億5600万HKドルだった。
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