30日の中国本土株式市場で上海総合指数は小安く寄り付いた後、プラス圏で推移。指数は前日に終値ベースで11月2日以来、およそ4週間ぶりの安値を更新した後とあって、買い戻す動きが広がっているほか、中国政府による景気対策への期待などが支えとなっているもよう。一方、寄り付きと同時に発表された11月の製造業購買担当者景気指数（PMI）は49.4となり、市場コンセンサス予想の49.7を下回った。

　指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.07％高の3023.73ポイントで推移している。セクター別では、保険と海運・港湾が全面高となっているほか、造船や不動産サービスも高い。半面、電子化学品や半導体、石炭などが売られている。

　NYMEX原油 中心限月
　　終値：77.86
　　前日比：1.45
　　騰落率：1.90％

　COMEX金 中心限月
　　終値：2067.10
　　前日比：27.10
　　騰落率：1.33％

　LME銅 3カ月物
　　終値：8415.35
　　前日比：-57.65
　　騰落率：-0.68％

　LMEアルミ 3カ月物
　　終値：2213.65
　　前日比：-8.20
　　騰落率：-0.37％

上海総合指数
　始値：3021.10ポイント
　前日比：-0.59ポイント
　騰落率：-0.02％

上海B株指数
　始値：230.47ポイント
　前日比：-0.04ポイント
　騰落率：-0.02％

深セン成分指数
　始値：9728.38ポイント
　前日比：-16.01ポイント
　騰落率：-0.16％

深センB株指数
　始値：1079.26ポイント
　前日比：-0.11ポイント
　騰落率：-0.01％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3485.52ポイント
　前日比：-2.79ポイント
　騰落率：-0.08％