14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.10％安の17408.63ポイントだった。中国企業指数は0.35％安の5968.21ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で429億9000万HKドル。

　ハンセン指数は高く始まったものの、徐々に上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。15日に米国でバイデン米大統領と中国の習近平国家主席が約1年ぶりに対面会談するとあって、2国間の緊張緩和への期待が高まっているほか、中国の4大証券新聞がそろって預金準備率の引き下げに言及したことで、一段の金融緩和への期待も強まった。ただ、14日夜に米消費者物価指数（CPI）、15日に中国の鉱工業生産や小売売上高が発表されるとあって、様子見ムードも広がり、相場の重しとなった。

　個別では、美団（03690）やアリババ集団（09988）、テンセント（00700）が売られて指数を押し下げた。安踏体育用品（02020）や小米集団（01810）も安かった。半面、HSBC（00005）やAIAグループ（01299）が買われて一定の支えとなった。信義光能（00968）や恒隆地産（00101）、中国平安保険（02318）の上昇も目立った。

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【中国】10月の新エネルギー車販売台数ランキング、1位はBYDの秦PLUS

ハンセン指数
　引値：17408.63ポイント
　前日比：-17.58ポイント
　騰落率：-0.10％

中国企業指数
　引値：5968.21ポイント
　前日比：-20.89ポイント
　騰落率：-0.35％

レッドチップ指数
　引値：3364.99ポイント
　前日比：16.44ポイント
　騰落率：0.49％