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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.39%高の29432.92ポイントだった。中国企業指数は0.29%高の11593.48ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で803億3000万HKドル。
ハンセン指数は高くスタート。前日のNY市場で主要な3株価指数がそろって史上最高値を更新した流れを引き継ぎ、米国の追加経済対策が早期に成立して景気回復を後押しするとの期待から買いが先行した。きょうの中国本土相場が次第に上げ幅を広げて前場の取引を終えたことも投資家心理を支えた。ただ、春節(旧正月)を11日に控えて持ち高を整理する動きもあり、上値は重い。一時はハンセン指数が小幅ながらマイナス圏に沈む場面があった。 個別では、前日大引け後に1月の業務統計を発表した吉利汽車(00175)、舜宇光学科技(02382)が大幅高。食品・飲料株の中国蒙牛乳業(02319)とバドワイザーAPAC(01876)、カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)は大幅に反発した。石油株のペトロチャイナ(00857)とシノペック(00386)も高い。半面、前日高かった創科実業(00669)が急落した。不動産株の中国海外発展(00688)、繊維株の申洲国際集団(02313)もさえない。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比1.22%高の3575.66ポイントだった。深セン成分指数も1.88%高の15556.19ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4930億1600万元だった。
上海総合指数はプラス圏で堅調に推移した。寄り付き直後にマイナス圏に沈む場面もあったが、その後は前引けにかけて徐々に上げ幅を拡大した。中国人民銀行(中央銀行)が8日に公表した2020年10−12月期の金融政策執行報告で、穏健な金融政策を維持するほか、急な政策変更は行わない方針を示したことや、前日の米株高が好感された。また、景気回復見通しなどを背景に相場の先高観は根強く、投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、航空・宇宙や造船、石炭がほぼ全面高となった半面、銀行や宝飾などが売られた。 上海B株指数は0.99%高の242.11ポイント、深センB株指数は1.15%高の1095.26ポイントだった。 |
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