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指数: 15分ディレイ
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18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.31%高の24416.50ポイントだった。中国企業指数は0.37%高の9768.28ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で536億9000万HKドルだった。
ハンセン指数はおおむね小高く推移。前日の米株安を受け、寄り付き直後に下げに転じる場面があったものの、ほどなく切り返した。前日は大幅に続落し、終値が10日以来1週間ぶりの安値だっただけに、押し目買いが優勢となっている。世界的な金融緩和の長期化により株式市場への資金流入が続くとの見方が根強い。中国本土相場の上昇も投資家心理を支えた。 ハンセン指数構成銘柄では、金融株の上昇が目立つ。国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、中国本土系の中国人寿保険(02628)、中国平安保険(02318)、中国建設銀行(00939)が軒並み買われた。バイオ医薬の薬明生物技術(02269)、スマートフォンメーカーの小米集団(01810)は大幅高。一方、テンセント(00700)が続落し、相場の重荷となっている。同社が出資するゲーム会社を米当局が安全保障の観点から調査中と伝わり、嫌気された。乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)、香港商業不動産大手の九龍倉置業地産(01997)も安い。 |
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引値 前日比 騰落率 (%) |
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18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.57%高の3289.02ポイントだった。深セン成分指数は0.42%高の13069.21ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4161億9700万元だった。
上海総合指数はおおむねプラス圏でもみ合いを続けた。前日まで続落した後で押し目買いが入りやすい環境。中国人民銀行(中央銀行)が今週の公開市場操作(オペ)で差し引き2600億元の資金を供給したことや、香港市場から相互取引制度を通じた本土株売買の買い越しが続いていることなども相場を支えた。ただ、トランプ米政権が安全保障の観点からIT大手のテンセント(00700)が出資する米ゲーム開発会社を調査していると伝わるなど、米中対立が意識されるなかで上昇の勢いは限られた。セクター別では、保険の上昇が目立ったほか、軍事・宇宙、観光、石炭が高い。半面、環境や酒造がさえなかった。 上海B株指数は0.08%安の249.86ポイント、深センB株指数は0.15%安の953.08ポイントだった。 |
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