24日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日は大幅に3日続伸しただけに、利益を確定する売りが先行。始値で心理的節目の20000ポイントを割り込んだ。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.76％安の19897.79ポイントで推移。個別では、英金融大手のHSBC（00005）が大幅に反落。石油株のペトロチャイナ（00857）とシノペック（00386）の下げが目立つ。不動産株の碧桂園服務（06098）と華潤万象生活（01209）、碧桂園（02007）も安い。一方、パソコン大手のレノボグループ（00992）、衛生用品大手の恒安国際集団（01044）、オンラインゲームのネットイース（09999）が続伸している。

　24日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。指数は前日まで3日続伸した後とあって、週末を前に利益を確定する動きが広がっている。ただ、米連邦準備理事会（FRB）による利上げの打ち止めが近いとの見方が一定の支えとなっているもよう。

　指数は日本時間午前10時34分現在、前日比0.43％安の3272.57ポイントで推移している。セクター別では、造船が全面安。採掘や石炭も安い。半面、医薬品販売や医療機械、医療サービスなどが買われている。

上海総合指数
　始値：3282.74ポイント
　前日比：-3.91ポイント
　騰落率：-0.12％

上海B株指数
　始値：290.80ポイント
　前日比：0.12ポイント
　騰落率：0.04％

深セン成分指数
　始値：11616.46ポイント
　前日比：11.17ポイント
　騰落率：0.1％

深センB株指数
　始値：1186.59ポイント
　前日比：-0.33ポイント
　騰落率：-0.03％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4035.16ポイント
　前日比：-3.93ポイント
　騰落率：-0.1％