■午後0時までの記事一覧：

【香港】味千中国、25年6月中間決算は黒字転換の見通し
【香港】龍湖集団、7月の不動産販売額は47％減
【香港】中国神華能源、A株売買停止を継続　資産買収は協議中
【香港】中国民航信息網絡、25年6月中間期は5％増益の見通し
【香港】猫眼娯楽、25年6月中間決算は30−44％減益の見通し
【香港】舜宇光学科技、6月の携帯端末用レンズセット出荷量は15％減
【香港】東風汽車集団が取引停止、内部情報を開示へ
【香港】江蘇中慧元通生物科技の初値は33HKドル、公開価格比155.8％高
【香港】ASMPT、深セン市工場の閉鎖を決定　サプライチェーンの最適化図る
【香港】広州汽車集団、7月の新車販売台数は15％減
【香港】新天緑色能源、7月の発電量は9％増
【香港】華虹半導体、目標株価38HKドルに引き上げ＝モルスタ

【中国】北京燕京ビール、25年6月中間決算は45％増益（速報）
【中国】富士康工業互聯網、25年6月中間決算は39％増益（速報）
【中国】人民元の9日の基準値は1米ドル＝7.1405元、前日比で0.032％元安

　週明け11日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前週末の米株式相場が上昇したことで、投資家が運用リスクを取りやすくなった。もっとも、心理的節目の25000ポイントが意識され、上値は重い。12日に発表される米消費者物価指数（CPI）を確認したい投資家は積極的な売買を手控えているもよう。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前営業日比0.10％高の24884.02ポイントで推移。個別では、スマートフォン部品・製造受託のBYDエレクトロニック（00285）、電動工具の創科実業（00669）、太陽光発電用ガラスの信義光能（00968）が高い。半面、銀行株の中国工商銀行（01398）、石油株のペトロチャイナ（00857）、大型ネット株の美団（03690）が売られている。

　週明け11日の中国本土株式市場で上海総合指数は小高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。指数が先週、連日に終値ベースで2021年12月31日以来、約3年7カ月ぶりの高値を更新していただけに、利益確定売りが重荷となっている。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前営業日比0.14％安の3630.06ポイントで推移。セクター別では、貴金属が全面安。電力、銀行、美容・ケア、宝飾品なども安い。半面、バッテリー素材、電源設備、バッテリー、セメント・建材などが買われている。