7日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。米雇用統計や米連邦準備理事会（FRB）当局者の発言を受けて利下げ期待が高まっており、買いが広がっているもよう。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前日比0.45％高の25023.25ポイントで推移している。個別では、アリババ集団（09988）が買われて指数を押し上げているほか、京東健康（06618）や銀河娯楽（00027）などの上昇も目立つ。半面、小米集団（01810）やBYD（01211）、理想汽車（02015）などが売られている。

ハンセン指数
　始値：24982.50ポイント
　前日比：71.87ポイント
　騰落率：0.29％

中国企業指数
　始値：8954.04ポイント
　前日比：21.36ポイント
　騰落率：0.24％

レッドチップ指数
　始値：4223.72ポイント
　前日比：6.05ポイント
　騰落率：0.14％

■統一企業中国（00220）：2025年6月中間決算は売上高が前年同期比10.6％増の170億8700万元、純利益が同33.2％増の12億8700万元だった。直前のファクトセットの市場コンセンサス予想は売上高が167億6400万元、純利益が12億1600万元。

■中国海外発展（00688）：2025年7月の不動産販売額は前年同月比10.2％減の118億5000万元、販売面積は同20.8％増の66万200平方メートルだった。1−7月累計では、不動産販売額が前年同期比18.3％減の1320億元、販売面積が同3.4％減の578万平方メートル。

■チャイナ・モバイル（00941）：きょう2025年6月中間決算を発表する。ファクトセットがまとめた直前の市場コンセンサス予想は売上高が5560億1000万元、純利益が606億3000万元。