ハンセン指数
　始値：24431.88ポイント
　前日比：-75.93ポイント
　騰落率：-0.31％

中国企業指数
　始値：8773.84ポイント
　前日比：-30.58ポイント
　騰落率：-0.35％

レッドチップ指数
　始値：4204.22ポイント
　前日比：3.21ポイント
　騰落率：0.08％

■信義ガラス（00868）：2025年6月中間決算は純利益が前年同期比59.6％減の10億1300万元と、ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の12億7600万元を下回った。売上高は9.7％減の98億2100万元だった。

■BYD（01211/002594）：2025年7月の新車販売台数は前年同月比0.6％増の34万4300台だった。1−7月累計では前年同期比27.4％増の249万300台となった。

■チャイナトラベル・ホンコン（00308）は1日大引け後、2025年6月中間決算で純損失が7000万HKドルを超える見通しを明らかにした。前年同期は6300万HKドルの黒字だったため、赤字転落となる。

　週明け4日の香港市場は続落して始まるか。米国と中国の景気減速を警戒する売りが先行しそうだ。1日発表された7月の米雇用統計で非農業部門雇用者数（NFP）が予想を下回る伸びにとどまったほか、6月分と5月分も大幅に下方修正された。一方、中国国家統計局とS&Pグローバルが前週後半にそれぞれ発表した7月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）が、ともに市場予想を下回り、景況感の分かれ目となる50を下回った。

　決算や業績見通しを手掛かりとする個別銘柄の物色が引き続き活発だろう。ハンセン指数構成銘柄の信義ガラス（00868）と信義光能（00968）が前週末に発表した2025年6月中間決算で、ともに純利益が市場予想から下振れした。きょうは中電控股（00002）が同期の業績を発表する。

　1日のNY株式相場はダウ平均が5日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合は続落した。弱い利益見通しを発表したアマゾンが大きく下落し、そのほかのハイテク株も利益確定売りに押された。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、中国ネット通販大手のアリババ集団（09988）と新エネルギー車メーカーのBYD（01211）が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC（00005）が上回って終えた。