29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.08％安の3595.19ポイントだった。深セン成分指数は0.04％安の11212.88ポイントと反落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1298億2500万元だった。

　上海総合指数は小安く寄り付き、前日終値を挟んで一進一退の方向感に乏しい展開。中国と米国の経済閣僚がストックホルムで行っている貿易協議の結果を見極めたいとの気分が強い。心理的節目の3600ポイントを小幅に上抜ける場面があったものの、一段と買い上がる勢いを欠いた。セクター別では、保険と貴金属が全面安となったほか、農薬・動物薬、包装材料、農業・水産業も売られた。半面、医薬品・バイオや医療サービス、半導体が買われた。

　上海B株指数は0.02％安の267.91ポイント、深センB株指数は0.38％安の1296.09ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3595.19ポイント
　前日比：-2.75ポイント
　騰落率：-0.08％

上海B株指数
　引値：267.91ポイント
　前日比：-0.05ポイント
　騰落率：-0.02％

深セン成分指数
　引値：11212.88ポイント
　前日比：-4.70ポイント
　騰落率：-0.04％

深センB株指数
　引値：1296.09ポイント
　前日比：-4.94ポイント
　騰落率：-0.38％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4133.79ポイント
　前日比：-2.03ポイント
　騰落率：-0.05％

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