24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日続伸。前場終値は前日比0.48％高の3599.44ポイントだった。深セン成分指数は0.65％高の11130.72ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1150億1400万元だった。

　上海総合指数は小動きで始まり、次第に上げ幅を拡大。前引けにかけて心理的節目の3600ポイントを小幅ながら超える場面があった。中国と米国の貿易協議が進展するとの観測が広がり、売買代金が膨らんだ。中国商務部の報道官は23日、何立峰副首相が27日から30日までスウェーデンを訪れ、米国側と経済貿易会談を行うと発表した。

　セクター別では、バッテリー素材と証券が全面高。レアメタル、空運、観光、セメント・建材も買われた。一方、貴金属と銀行が逆行安となった。

　上海B株指数は0.98％高の266.85ポイント、深センB株指数は0.14％高の1278.16ポイント。

上海総合指数
　引値：3599.44ポイント
　前日比：17.14ポイント
　騰落率：0.48％

上海B株指数
　引値：266.85ポイント
　前日比：2.58ポイント
　騰落率：0.98％

深セン成分指数
　引値：11130.72ポイント
　前日比：71.68ポイント
　騰落率：0.65％

深センB株指数
　引値：1278.16ポイント
　前日比：1.83ポイント
　騰落率：0.14％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4138.47ポイント
　前日比：18.70ポイント
　騰落率：0.45％

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