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指数: 15分ディレイ
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22日前場の香港市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.25%高の25057.11ポイントだった。中国企業指数は0.01%高の9040.82ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で1377億8000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の25000ポイントに乗せてスタート。買い一巡後は節目を割り込み、マイナス圏に沈む場面もあったが、下値の堅さを確認すると再び上向きに転じた。前日におよそ3年8カ月ぶりの高値で終えた後とあって、利益確定売りが重荷となったものの、米ドル高・香港ドル安が一服し、香港からの資金流出懸念が和らいだことや、米長期金利の低下、中国政府による過当競争の抑制に向けた措置などが好感されている。 個別では、半導体受託製造のSMIC(00981)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、産金大手の紫金鉱業集団(02899)、アルミメーカーの中国宏橋(01378)、香港地場系銘柄の長江和記実業(00001)、長江実業集団(01113)などが高い。半面、教育関連の新東方教育科技(09901)、香港銀行株の中銀香港(02388)、新興新エネルギー自動車メーカーの理想汽車(02015)、大型ネット株の美団(03690)などが下げた。 |
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ハンセン指数
引値:25057.11ポイント 前日比:62.97ポイント 騰落率:0.25% 中国企業指数 引値:9040.82ポイント 前日比:0.62ポイント 騰落率:0.01% レッドチップ指数 引値:4258.21ポイント 前日比:30.47ポイント 騰落率:0.72% |
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22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前日比0.25%高の3568.78ポイントだった。深セン成分指数は0.56%高の11069.57ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1371億2000万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の展開となったが、結局は前場の高値で引けた。前日終値は2022年1月18日以来およそ3年半ぶり高値だっただけに利益確定売りが出た半面、前日に続いて発電事業・建設関連の銘柄が大きく買われ、相場を支えた。チベット高原からインドに流れ込むヤルンツァンポ川(雅魯藏布江)に、約1兆2000億元を投じて世界最大級の水力発電所を建設するプロジェクトが19日に着工した。また、「住宅賃貸条例」の公布を受け、賃貸物件の供給拡大に期待する買いも入ったもよう。 セクター別では、バッテリー素材が全面高のほか、セメント、建設機械、貴金属、鉄鋼が大きく買われた。一方、銀行、包装材、ゲーム、製紙・印刷が売られた。 上海B株指数は0.01ポイント安の262.04ポイント、深センB株指数は1.91ポイント安の1260.01ポイントだった。 |
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