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指数: 15分ディレイ
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3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.96%安の23989.16ポイントだった。中国企業指数は1.24%安の8616.86ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1305億8000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈むと、心理的節目の24000ポイントを割り込んだ。6月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が予想に反して減少したことを受け、米景気の減速懸念が強まった。中国メディアの財新が3日に発表した2025年6月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)は50.6と前月比で0.5ポイント低下し、24年9月(50.3)以来の低水準となったことも嫌気された。もっとも、6月の米雇用統計を香港時間の今夜に控え、様子見気分も広がり、前場半ば以降は節目の手前でもみ合った。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)、美団(03690)、JDドットコム(09618)が売られ、指数を押し下げた。スマートフォン大手の小米集団(01810)、教育関連の新東方教育科技(09901)、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)、京東健康(06618)、本土銀行株の招商銀行(03968)なども下げが目立った。半面、香港不動産関連の九龍倉置業地産(01997)が大幅高となったほか、製薬の中国生物製薬(01177)、翰森製薬(03692)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、石油メジャーのCNOOC(00883)などが買いを集めた。 |
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ハンセン指数
引値:23989.16ポイント 前日比:-232.25ポイント 騰落率:-0.96% 中国企業指数 引値:8616.86ポイント 前日比:-108.04ポイント 騰落率:-1.24% レッドチップ指数 引値:4098.37ポイント 前日比:6.08ポイント 騰落率:0.15% |
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3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.07%高の3457.36ポイントだった。深セン成分指数は0.75%高の10490.50ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7919億3300万元だった。
上海総合指数はマイナス圏での推移も目立ったが、前日終値をわずかに上回って前場の取引を終えた。米国の関税を巡る懸念がやや後退したほか、中国政府による景気対策への期待も強いものの、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がり、相場の重しとなった。また、中国メディアの財新が3日に発表した2025年6月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)は50.6と景況感の分け目である50を上回ったものの、前月比で0.5ポイント低下し、24年9月(50.3)以来の低水準となったことも嫌気された。セクター別では、バイオや製薬、漢方薬などが買われた半面、造船やゲーム、電子化学品が売られた。 上海B株指数は0.18%安の258.84ポイント、深センB株指数は0.27%高の1228.44ポイントだった。 |
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