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指数: 15分ディレイ
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2日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。終値は前日比0.09%安の3454.79ポイントだった。深セン成分指数は0.61%安の10412.63ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆3769億8100万元だった。
上海総合指数は中盤にプラス圏に浮上する場面もあったが、マイナス圏での推移が目立った。中東情勢を巡る警戒感が後退しているほか、中国政府による景気対策への期待は強いものの、米連邦準備理事会(FRB)が景気指標として重視する6月の米雇用統計が3日に発表されるとあって、様子見ムードが相場の重しとなった。セクター別では、通信設備や航空・宇宙、半導体などが売られた半面、鉄鋼や太陽光発電設備、セメント・建材などが買われた。 A株市場では、完美世界(002624)や欧菲光集団(002456)、寧波杉杉(600884)、中国国際航空(601111)などが売られた。半面、福莱特ガラス(601865)がストップ高を付けたほか、隆基緑能科技(601012)や晶澳太陽能科技(002459)の上昇も目立った。「内巻式」競争(過度で非合理的な競争)を打破するため、太陽光ガラスを手掛ける中国の大手企業が7月から30%の減産を計画していると伝わった。宝山鋼鉄(600019)や海爾智家(600690)も高かった。 上海B株指数は0.47%高の259.30ポイント、深センB株指数は0.35%高の1225.16ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3454.79ポイント 前日比:-2.96ポイント 騰落率:-0.09% 上海B株指数 引値:259.30ポイント 前日比:1.21ポイント 騰落率:0.47% 深セン成分指数 引値:10412.63ポイント 前日比:-63.66ポイント 騰落率:-0.61% 深センB株指数 引値:1225.16ポイント 前日比:4.31ポイント 騰落率:0.35% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3943.68ポイント 前日比:0.92ポイント 騰落率:0.02% |
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休場明け2日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.62%高の24220.65ポイントだった。中国企業指数は0.61%高の8730.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1352億HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付き、朝方には一時、上げ幅が1%を超えた。休場前に3営業日続落し、6月23日以来1週間ぶりの安値で終えたとあって、自律反発狙いの買いが先行。中国本土市場で銀行株が総じて上昇し、香港市場に重複上場する銘柄が買われて相場を支えた。半面、ハイテク株に売りが出て指数の上値を重くした。 個別では、中国4大商業銀行の中国建設銀行(00939)と中国工商銀行(01398)がともに反発し、相場の上昇を主導。6月のマカオの1日当たりカジノ収入が市場予想を大きく上回ったことで、カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)が大幅高となった。ガラス大手の信義光能(00968)と信義ガラス(00868)も高い。太陽光ガラスを手掛ける中国の大手企業が7月から30%の減産を計画していると伝わり、買いを集めた。不動産開発の恒基兆業地産(00012)と龍湖集団(00960)も買われた。一方、前日に6月の納車台数を発表した新エネルギー車メーカーの理想汽車(02015)が大幅に続落。スポーツ用品の安踏体育用品(02020)、ショート動画プラットフォームの快手科技(01024)、教育サービスの新東方教育科技(09901)も安い。 |
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