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指数: 15分ディレイ
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週明け16日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前営業日比0.35%高の3388.73ポイントだった。深セン成分指数は0.41%高の10163.55ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆2150億8800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤は前週末終値を挟んだ一進一退の展開だったが、その後は総じてプラス圏でもみ合った。中東情勢の緊迫化が懸念される半面、国家統計局が発表した5月の中国の小売売上高は前年同月比6.4%増となり、市場予想の5.0%増を大幅に上回ったことが好感されたもよう。 セクター別では、風力発電設備、ゲーム、ソフトウエア開発、インターネットサービスなどが高い。半面、貴金属、宝飾品、航空・空港運営、バッテリー素材などが下げた。 A株市場では、ゲーム関連の巨人網絡集団(002558)、風力発電設備の新疆金風科技(002202)、不動産開発の招商局蛇口工業区控股(001979)、保利発展控股集団(600048)映画館運営の万達電影(002739)などが大幅高。興業銀行(601166)、新華人寿保険(601336)、中国太平洋保険(601601)、中国建設銀行(601939)など金融株の一角が買われた。油圧シリンダーメーカーの江蘇恒立液圧(601100)、建設機器の徐工集団工程機械(000425)、製薬の華東医薬(000963)、上海復星医薬(600196)、産金大手の紫金鉱業集団(601899)などが下落した。 上海B株指数は0.06%高の256.00ポイント、深センB株指数は0.27%安の1157.53ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3388.73ポイント 前日比:11.73ポイント 騰落率:0.35% 上海B株指数 引値:256.00ポイント 前日比:0.15ポイント 騰落率:0.06% 深セン成分指数 引値:10163.55ポイント 前日比:41.44ポイント 騰落率:0.41% 深センB株指数 引値:1157.53ポイント 前日比:-3.19ポイント 騰落率:-0.27% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3873.80ポイント 前日比:9.62ポイント 騰落率:0.25% |
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週明け16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.12%安の23864.20ポイントだった。中国企業指数は0.04%安の8651.97ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1308億8000万HKドル。
ハンセン指数は安くスタート。10日移動平均線(前引け時点で23936.94ポイント)と20日移動平均線(同23698.40ポイント)に挟まれたレンジでもみ合った。イスラエルとイランの攻撃の応酬が収拾する見通しがなく、緊迫した情勢が続くなかでリスク回避の売りが重荷だった。もっとも、安く始まった中国本土市場の主要株価指数が上げに転じたことで、ハンセン指数も一時上げに転じる場面があった。中国国家統計局が寄り付き後に発表した5月の小売売上高が市場予想を上回り、材料視されたもよう。 個別では、筆頭株主による持ち株売り出しを発表した薬明生物技術(02269)が大幅安。製薬の中国生物製薬(01177)、石薬集団(01093)、翰森製薬(03692)は続落した。金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)、新エネルギー車大手のBYD(01211)も売られた。半面、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)、スマートフォン大手の小米集団(01810)が高い。不動産株の上昇が目立ち、恒基兆業地産(00012)、龍湖集団(00960)、華潤万象生活(01209)、華潤置地(01109)が買われた。 |
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