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指数: 15分ディレイ
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12日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。終値は前日比0.01%高の3402.66ポイントだった。深セン成分指数は0.11%安の10234.33ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆2717億8500万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3400ポイントを下回って寄り付いた後、序盤に下げ幅を縮小して同節目を回復したが、中盤以降は前日終値を挟んでもみ合った。11日に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、米国の過度なインフレ懸念が後退したが、指数は約1カ月ぶりの高値水準とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。指数は終値ベースで5月14日以来の高値を小幅ながら連日で更新した。セクター別では、貴金属が全面高となったほか、宝飾やバイオなどが買われた。半面、石炭がほぼ全面安。海運・港湾や酒造も売られた。 A株市場では、巨人網絡集団(002558)がストップ高を付けたほか、完美世界(002624)や奥飛娯楽(002292)も大きく上げた。広州汽車集団(601238)や紫金鉱業集団(601899)の上昇も目立った。半面、北京燕京ビール(000729)や北方華創科技集団(002371)、中国神華能源(601088)などが売られた。 上海B株指数は0.05%高の257.02ポイント、深センB株指数は0.82%安の1172.78ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3402.66ポイント 前日比:0.34ポイント 騰落率:0.01% 上海B株指数 引値:257.02ポイント 前日比:0.13ポイント 騰落率:0.05% 深セン成分指数 引値:10234.33ポイント 前日比:-11.69ポイント 騰落率:-0.11% 深センB株指数 引値:1172.78ポイント 前日比:-9.74ポイント 騰落率:-0.82% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3892.20ポイント 前日比:-2.43ポイント 騰落率:-0.06% |
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12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.50%安の24244.98ポイントだった。中国企業指数は0.51%安の8820.41ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1256億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。指数は前日には3月19日以来、およそ2カ月半ぶりの高値で終えた後とあって、利益確定売りが重荷となった。米国と中国がロンドンで9−10日に開いた閣僚級協議で貿易交渉の「枠組み」で合意したものの、米中両首脳による最終承認を控え、様子見気分も漂った。トランプ米大統領は11日、自身のSNSに「習近平国家主席と私が最終承認すれば、中国との(貿易)合意は完了だ」と投稿した。 個別では、ネット株の快手科技(01024)とアリババ集団(09988)、ビールメーカーのバドワイザーAPAC(01876)と華潤ビール(00291)、火鍋チェーン運営の海底撈国際(06862)などが安い。現金配当・株式配当・無償増資の権利落ち日(10日)から2連騰の自動車・電池メーカー、BYD(01211)が3日ぶりに反落した。半面、中国生物製薬(01177)が15%超高と急伸したほか、無錫薬明康徳新薬開発(02359)、翰森製薬(03692)、薬明生物技術(02269)も大幅高となるなど、製薬株の上昇が目立った。産金大手の紫金鉱業集団(02899)や、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)なども買いを集めた。 |
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