5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.08％高の3378.82ポイントだった。深セン成分指数は0.16％高の10160.75ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7142億5000万元だった。

　上海総合指数はマイナス圏での推移が目立ったが、前場終盤にプラス圏に再浮上した。米ホワイトハウスのレビット大統領報道官が3日、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と今週後半に協議すると明らかにしたことを受け、米中協議の進展期待が広がる半面、米国の景気悪化懸念や米雇用統計を控えた様子見ムードが相場の重しとなった。セクター別では、ゲームや送電設備、通信設備などが買われた半面、宝飾や食品・飲料、製薬などが売られた。

　上海B株指数は0.20％高の259.60ポイント、深センB株指数は0.21％高の1191.33ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3378.82ポイント
　前日比：2.62ポイント
　騰落率：0.08％

上海B株指数
　引値：259.60ポイント
　前日比：0.52ポイント
　騰落率：0.2％

深セン成分指数
　引値：10160.75ポイント
　前日比：16.17ポイント
　騰落率：0.16％

深センB株指数
　引値：1191.33ポイント
　前日比：2.46ポイント
　騰落率：0.21％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3871.61ポイント
　前日比：2.87ポイント
　騰落率：0.07％

　5日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。米ホワイトハウスのレビット大統領報道官が3日、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と今週後半に協議すると明らかにしたことを受け、米中協議の進展期待が広がる半面、米国の景気悪化懸念や米雇用統計を控えた様子見ムードが相場の重しとなっているもよう。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.12％安の3372.16ポイントで推移している。セクター別では、製薬や医療サービス、宝飾などが売られる半面、ゲームや貴金属、送電設備などが買われている。