16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.52％安の3363.32ポイントだった。深セン成分指数は0.08％高の10194.21ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6657億5100万元だった。

　上海総合指数は小安く寄り付いた後、序盤に下げ幅を拡大した。指数はおよそ2カ月ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定の売りが相場の重しとなったほか、週明けには鉱工業生産や小売売上高など4月の主要経済指標の発表も控えており、様子見ムードも強かった。セクター別では、保険と銀行がほぼ全面安となったほか、証券や物流も売られた。半面、自動車部品や自動車サービス、電機が買われた。

　上海B株指数は0.18％高の259.17ポイント、深センB株指数は0.34％高の1193.25ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3363.32ポイント
　前日比：-17.50ポイント
　騰落率：-0.52％

上海B株指数
　引値：259.17ポイント
　前日比：0.46ポイント
　騰落率：0.18％

深セン成分指数
　引値：10194.21ポイント
　前日比：7.76ポイント
　騰落率：0.08％

深センB株指数
　引値：1193.25ポイント
　前日比：4.08ポイント
　騰落率：0.34％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3884.91ポイント
　前日比：-22.29ポイント
　騰落率：-0.57％

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