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指数: 15分ディレイ
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14日のNY株式相場は高安まちまち。週末に米中が関税の大幅引き下げで合意したことで貿易摩擦懸念の後退が引き続き支援となる中、エヌビディアなどのハイテク株の堅調が続いた一方、ヘルスケア株が下落し相場の重しとなった。
ダウ平均は朝方に114米ドル高まで上昇したが、187米ドル安まで反落し、89.37米ドル安(-0.21%)と2日続落して終了した。S&P500は前日終値を挟んでもみ合ったが、0.10%高と小幅ながら3日続伸して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は終日プラス圏で推移し、0.72%高と6営業日続伸して終了した。 S&P500の11セクターはコミュニケーション、IT、一般消費財の3セクターが上昇した一方、ヘルスケアの2.31%安を筆頭に、素材、不動産、エネルギーなど8セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はエヌビディアが4.16%高と大幅に続伸し、ウォルト・ディズニー。ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースも1%超上昇した一方、メルク、アムジェンが3-4%下落し、3M、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ユナイテッドヘルスなども1%超下落した。 センチメントはやや悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の18.22ポイントから18.62ポイントに上昇した。 前日に昨年末水準を回復したS&P500は3日続伸。トランプ米大統領が4月2日に「相互関税」を発表したことで、2月に付けた史上最高値から一時20%超下落したが、4月7日の安値からは21%超上昇し、2月28日以来の水準を回復。最高値からの下落率は4.09%に縮小した。 |
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14日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて堅調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比1.82%高の134.05米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も1.55%高の92.50米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の14日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):134.05米ドル(+1.82%) ■百度(BIDU):92.50米ドル(+1.55%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):66.38米ドル(+0.21%) ■JDドットコム(JD):35.73米ドル(-4.08%) ■ウェイボー(WB):8.72米ドル(+0.11%) ■ネットイース(NTES):107.11米ドル(+0.67%) ■ハロー・グループ(MOMO):6.40米ドル(0%) ■滴滴全球(DIDI):4.51米ドル(-0.64%) ■捜狐(SOHU):10.95米ドル(+2.05%) ■チーター・モバイル(CMCM):4.06米ドル(+3.57%) ■テンセント・ミュージック(TME):16.99米ドル(+15.66%) ■PDDホールディングス(PDD):118.89米ドル(-0.47%) |
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本日から取引停止になる銘柄と取引再開になる銘柄は次の通り。
※ストックコネクト採用のA株とB株が対象 ★以下の銘柄は本日から取引再開 該当なし ★以下の銘柄は本日から取引停止 該当なし |
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