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指数: 15分ディレイ
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13日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は9営業日ぶりに反落。前場終値は前日比1.67%安の23156.89ポイントだった。中国企業指数は1.78%安の8407.28ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1332億4000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、じりじりと下げ幅を拡大した。米中が互いに課した追加関税を大幅に引き下げることで合意し、米中貿易摩擦の激化で経済が大きく悪化する懸念が後退しているものの、ハンセン指数は前日まで8営業日続伸して「相互関税」が発表される前の水準まで戻した。今後の米中協議に課題も残るとみられており、イベント通過後の一服感から利益確定売りが優勢だった。 個別では、スマートフォン部品関連の舜宇光学科技(02382)、BYDエレクトロニック(00285)、半導体受託開発のSMIC(00981)、スマホ大手の小米集団(01810)、新興新エネルギー自動車メーカーの理想汽車(02015)の下げがきつい。大型ネット株の美団(03690)、アリババ集団(09988)、テンセント(00700)なども売られ、指数を押し下げた。半面、前日に安かった製薬株の翰森製薬(03692)と石薬集団(01093)が反発、ビールメーカーのバドワイザーAPAC(01876)、海運会社の東方海外(00316)、本土銀行株の中国工商銀行(01398)、中国銀行(03988)などが買いを集めた。 |
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ハンセン指数
引値:23156.89ポイント 前日比:-392.57ポイント 騰落率:-1.67% 中国企業指数 引値:8407.28ポイント 前日比:-151.95ポイント 騰落率:-1.78% レッドチップ指数 引値:3833.95ポイント 前日比:-24.73ポイント 騰落率:-0.64% |
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13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.08%高の3371.86ポイントだった。深セン成分指数は0.24%安の10276.61ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8839億8000万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いたものの、次第に上値を切り下げる展開。中国と米国の関税引き下げ合意を受けた買いが続いた半面、指数はトランプ米政権が相互関税を発表する以前の水準を回復しており、一段と買い上がる勢いに乏しい。足元で上昇していた軍需関連銘柄の下落も相場の重荷となった。 セクター別では銀行株が全面高のほか、太陽光発電設備、海運・港湾、繊維・アパレルが買われた。一方、航空宇宙や造船、コンピューター、運輸設備、通信機器が売られた。 上海B株指数は0.17%高の262.43ポイント、深センB株指数は0.11%高の1191.31ポイント。 |
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