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週明け12日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前営業日比0.82%高の3369.24ポイントだった。深セン成分指数は1.72%高の10301.16ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆3084億2100万元だった。
上海総合指数は序盤に上げ幅を拡大すると、その後もプラス圏で堅調に推移し、終値は3月27日以来、約1カ月半ぶり高値だった。週末にスイスで行われた関税を巡る米国と中国の協議で「実質的な進展」があったことが好感されたほか、9−10日に発表された中国の主要経済指標がおおむね堅調だったことも投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、航空・宇宙や造船、電機などが買われた半面、貴金属が全面安。宝飾や電力も売られた。 A株市場では、立訊精密工業(002475)や浙江水晶光電科技(002273)、中国船舶重工(601989)が大幅高となったほか、春秋航空(601021)や海信家電集団(000921)も高かった。半面、江蘇恒瑞医薬(600276)や華東医薬(000963)、北京燕京ビール(000729)が売られた。 上海B株指数は0.74%高の261.98ポイント、深センB株指数は0.46%高の1190.04ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3369.24ポイント 前日比:27.24ポイント 騰落率:0.82% 上海B株指数 引値:261.98ポイント 前日比:1.93ポイント 騰落率:0.74% 深セン成分指数 引値:10301.16ポイント 前日比:174.33ポイント 騰落率:1.72% 深センB株指数 引値:1190.04ポイント 前日比:5.42ポイント 騰落率:0.46% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3890.61ポイント 前日比:44.45ポイント 騰落率:1.16% |
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週明け12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は8営業日続伸。前場終値は前営業日比0.93%高の23079.88ポイントだった。中国企業指数は0.81%高の8376.23ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1302億4000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の23000ポイントを上抜け、上昇率1%前後の水準で推移した。米国と中国の高官が前週末にスイスで行った貿易協議で実質的な進展があったと双方から発表され、関税を巡る対立の激化懸念が和らいだ。半面、医薬品関連銘柄の下落が目立った。トランプ米大統領が香港時間12日朝方、薬価を大幅に引き下げるための大統領令に署名すると明らかにしたことを受け、製薬会社の収益悪化が警戒されたもよう。 個別では、前週末に売られた光学部品メーカーの舜宇光学科技(02382)が10%超上げたほか、電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(00285)、家電大手の海爾智家(06690)が反発した。パソコン大手のレノボグループ(00992)、電動工具の創科実業(00669)、カジノ運営の銀河娯楽(00027)も買われた。一方、製薬の翰森製薬(03692)、石薬集団(01093)、中国生物製薬(01177)が安い。宝飾品販売の周大福珠宝(01929)は反落した。 |
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