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指数: 15分ディレイ
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7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続伸。前場終値は前日比0.49%高の22773.95ポイントだった。中国企業指数は0.25%高の8282.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1480億1000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の23000ポイントを上抜け、ほぼ全面高で始まった。中国の何立峰副総理が週内にベッセント米財務長官とスイスで会談すると伝わり、米中関税交渉の進展に期待する買いが幅広いセクターで先行。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁が午前の記者会見で、政策金利や預金準備率を引き下げる方針を発表し、本土系不動産株が買いを集めて指数を押し上げた。ただ、利益確定売りにより次第に上げ幅が縮小し、ハンセン指数が50日移動平均線(前引け時点で22800.26ポイント)を割り込んで前場の取引を終えた。 個別では、金融株のAIAグループ(01299)、中国建設銀行(00939)、中国人寿保険(02628)、中国銀行(03988)、中国工商銀行(01398)が買われ、相場を支えた。自動車販売の中升集団(00881)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)、香港不動産株のLink REIT(00823)と九龍倉置業地産(01997)が高い。一方、医薬品関連の薬明生物技術(02269)、無錫薬明康徳新薬開発(02359)、中国生物製薬(01177)、スマートフォン大手の小米集団(01810)が大幅に続落。前日高かった農夫山泉(09633)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:22773.95ポイント 前日比:111.24ポイント 騰落率:0.49% 中国企業指数 引値:8282.36ポイント 前日比:20.75ポイント 騰落率:0.25% レッドチップ指数 引値:3807.82ポイント 前日比:19.30ポイント 騰落率:0.51% |
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7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.64%高の3337.23ポイントだった。深セン成分指数は0.19%高の10101.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9658億1500万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏でもみ合った。中国と米国が貿易交渉を開始すると伝わったことや、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝行長が預金準備率と政策金利の引き下げを含む10項目の金融緩和措置を発表したことを好感。もっとも、米中協議をめぐっては先行き不透明感が依然根強く、朝方は上昇率が1%を超えたものの、その後は上げ幅を縮小した。 セクター別では、軍需関連、風力発電設備、建設コンサルティング、不動産開発などが高い。半面、ゲーム、教育、宝飾品、文化・メディアなどが売られた。 上海B株指数は0.53%高の259.21ポイント、深センB株指数は0.35%高の1184.12ポイント。 |
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