マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
29日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。終値は前日比0.05%安の3286.65ポイントだった。深セン成分指数は0.05%安の9849.80ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆221億2000万元だった。
上海総合指数は安寄り後、序盤に高くなる場面もあったが、勢いは続かず、中盤以降はおおむねマイナス圏で推移した。中国政府が打ち出す景気対策への期待感は強いものの、貿易問題に大きな進展が無く、米国の関税政策を巡る不透明感が依然として強い中、5月1日からはメーデーの大型連休が始まるとあって、持ち高調整の動きが相場の重しとなった。一方、業績を手掛かりに個別物色の動きが活発だった。セクター別では、保険が全面安となったほか、電力や海運・港湾も売られた。半面、造船が全面高。美容やプラスチック製品なども買われた。 A株市場では、杭州老板電器(002508)が大きく下げたほか、江蘇洋河酒廠(002304)や国電南瑞科技(600406)、永輝超市(601933)の下落も目立った。半面、広聯達科技(002410)や安徽中鼎密封件(000887)、江蘇恒立液圧(601100)、仏山市海天調味食品(603288)などが買われた。 上海B株指数は0.63%高の252.24ポイント、深センB株指数は0.83%安の1166.36ポイント。 |
|
||
上海総合指数
引値:3286.65ポイント 前日比:-1.76ポイント 騰落率:-0.05% 上海B株指数 引値:252.24ポイント 前日比:1.58ポイント 騰落率:0.63% 深セン成分指数 引値:9849.80ポイント 前日比:-5.40ポイント 騰落率:-0.05% 深センB株指数 引値:1166.36ポイント 前日比:-9.78ポイント 騰落率:-0.83% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3775.08ポイント 前日比:-6.54ポイント 騰落率:-0.17% |
|
||
29日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.12%高の21998.86ポイントだった。中国企業指数は0.12%高の8090.21ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で972億9000万HKドル。
ハンセン指数は朝方に小安くなる場面があったものの切り返し、一時は上昇率が1%を超えた。ベッセント米財務長官が28日の米CNBCのインタビューで「インドが最初の取引になるかもしれない」と語ったことで、トランプ米政権と貿易相手国の関税交渉が進むとの期待が高まったもよう。もっとも、中国外交部の報道官は28日、米国と「関税問題について協議や交渉を行っていない」と述べており、米中貿易協議を巡っては不透明感が強い。ハンセン指数は始値で上抜けていた心理的節目の22000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。四半期の業績などを受けた売買も目立った。 個別では、ネット出前サービスで競合する美団(03690)とJDドットコム(09618)がともに続伸し、相場の上昇を主導。医薬品ネット通販の阿里健康(00241)、自動車メーカーの吉利汽車(00175)と理想汽車(02015)が大幅高となった。前日大引け後に2025年1−3月期を発表した無錫薬明康徳新薬開発(02359)が大きく買われた半面、シノペック(00386)が下落。スポーツ用品大手の李寧(02331)、不動産開発の龍湖集団(00960)も売られた。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
07:10 |
[企業] 仏山市海天調味食品、公開価格が36.30HKドルに決定![]() |
06/18 |
[政策] 外交部記者会見:レアアース輸出規制について![]() |
06/18 |
[政策] 外交部記者会見:TikTokの買収期限延長について![]() |
06/18 | [政策] 外交部記者会見:欧州委員会の対中批判について |
06/18 | [業界] 19日の決算発表予定銘柄と業績予想(香港市場):ササ・インターナショナル、北森控股 |
レポート |