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28日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比1.59%安の118.37米ドルと8営業日ぶりに反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は0.41%安の90.37米ドルと8営業日ぶりに反落した。主な中国関連ネット・IT株の28日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):118.37米ドル(-1.59%) ■百度(BIDU):90.37米ドル(-0.41%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):58.62米ドル(+1.91%) ■JDドットコム(JD):32.70米ドル(+0.52%) ■ウェイボー(WB):8.18米ドル(+0.86%) ■ネットイース(NTES):105.22米ドル(-0.60%) ■ハロー・グループ(MOMO):5.66米ドル(-0.35%) ■滴滴全球(DIDI):4.25米ドル(+1.43%) ■捜狐(SOHU):10.53米ドル(+6.36%) ■チーター・モバイル(CMCM):3.72米ドル(-5.47%) ■テンセント・ミュージック(TME):13.44米ドル(+0.60%) ■PDDホールディングス(PDD):103.09米ドル(-0.88%) |
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28日のNY株式相場は高安まちまち。貿易問題で大きな進展が無いなか、週内のアップル、マイクロソフトなどのメガキャップの決算、及び4月雇用統計、1-3月期GDP、3月個人消費支出(PCE)価格指数などの注目の経済指標の発表を控えてもみ合った。ダウ平均は朝方に300米ドル高まで上昇後、244米ドル安まで反落したが、114.09米ドル高(+0.28%)で終了。S&P500も上下にもみ合ったが、0.06%高とわずかながらプラス圏で終了。ともに5営業日続伸した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は一時0.49%高まで上昇したが、0.10%安とわずかにマイナス圏で終了し、5営業日ぶりの反落となった。S&P500の11セクターは公益、不動産、エネルギー、ヘルスケア、金融など8セクターが上昇し、IT、生活必需品、一般消費財の3セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はボーイングが2.44%高、IBM、ベライゾンが1%超上昇した一方、エヌビディアが2.05%下落し、セールスフォース、アマゾン、ナイキなどが1%未満の下落となった。
4月中旬からスタートした第1四半期決算は、28日までにS&P500採用の176銘柄が発表を終え、そのうち78%の137銘柄で調整後一株当たり利益が市場予想を上回った。今週、決算を発表するメガキャップはメタ・プラットフォームズが0.45%高、アップルが0.41%高となった一方、マイクロソフトが0.18%安、アマゾン・ドット・コム0.68%安と高安まちまちだった。経済指標では、4月ダラス連銀製造業景況感指数が-35.80と前月の-16.30から大幅に悪化した。米10年債利回りは先週末の4.266%から一時4.204%まで低下し、4.206%で終了した。センチメントはやや悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の24.84ポイントから25.15ポイントに上昇した。 |
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香港証券取引所が28日に発表した統計によると、中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は、成約ベースで20億3000万HKドルの買い越しだった。うち上海経由は23億4300万HKドルの買い越し、深セン経由は3億1300万HKドルの売り越しだった。
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