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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続伸。前場終値は前日比2.41%高の22081.42ポイントだった。中国企業指数は2.15%高の8121.80ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1474億HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面高で始まり、始値で心理的節目の22000ポイントを回復。べッセント米財務長官が22日、投資家との会合で米中貿易戦争の緩和の可能性に言及し、米株式相場が大幅反発した流れを引き継いだ。同日にトランプ米大統領が、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長を「解任するつもりはない」と述べたと伝わったことも、買い安心感につながったもよう。 個別では、中国スマートフォン大手の小米集団(01810)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が大幅高。株式配当と無償増資の実施計画を発表したBYD(01211)と子会社のBYDエレクトロニック(00285)も大きく買われた。医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)と無錫薬明康徳新薬開発(02359)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)は続伸した。半面、金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)が大幅反落した。 |
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ハンセン指数
引値:22081.42ポイント 前日比:519.10ポイント 騰落率:2.41% 中国企業指数 引値:8121.80ポイント 前日比:171.01ポイント 騰落率:2.15% レッドチップ指数 引値:3802.38ポイント 前日比:8.29ポイント 騰落率:0.22% |
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23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅続伸。前場終値は前日比0.04%高の3301.01ポイントだった。深セン成分指数は0.7%高の9939.56ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7681億500万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3300ポイントに乗せて寄り付くと、同節目を挟んだ狭いレンジでもみ合った。中国政府が打ち出す景気刺激策への期待が引き続き支えとなった半面、節目付近の売り圧力が意識された。指数はおよそ3週間ぶりの高値圏で推移しているとあって、目先の利益をいったん確定する売りが上値を抑えた。 セクター別では、電機、自動車部品、消費者向け電子製品、汎用設備などが高い。半面、貴金属が全面安となったほか、宝飾品、商業・百貨店、食品・飲料などが売られた。 上海B株指数は0.11%高の255.17ポイント、深センB株指数は0.17%高の1177.83ポイントだった。 |
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