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17日の中国本土株式市場で、上海総合指数は8営業日続伸。終値は前日比0.13%高の3280.34ポイントだった。深セン成分指数は0.16%安の9759.05ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9994億5500万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤に下げ幅を縮小したが、その後は前日終値を挟んでもみ合った。中国当局が近く金融緩和を発表するとの期待は強いほか、中国商務部など9部門がサービス消費の拡大と質の向上をめざす「サービス消費実施計画2025」を共同で発表したことなどが好感された。ただ、前日の米株安が嫌気されたほか、米中の対立激化への懸念が相場の重しとなった。セクター別では、不動産開発や不動産サービス、建材などが買われた半面、貴金属が全面安。自動車や海運・港湾も売られた。 A株市場では、広聯達科技(002410)がストップ高を付けたほか、保利発展控股集団(600048)や万科企業(000002)も買われた。春秋航空(601021)や用友網絡科技(600588)も高かった。半面、欧菲光集団(002456)や海能達通信(002583)、宇通客車(600066)などが売られた。 上海B株指数は0.12%高の258.95ポイント、深センB株指数は0.06%高の1175.43ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3280.34ポイント 前日比:4.34ポイント 騰落率:0.13% 上海B株指数 引値:258.95ポイント 前日比:0.32ポイント 騰落率:0.12% 深セン成分指数 引値:9759.05ポイント 前日比:-15.68ポイント 騰落率:-0.16% 深センB株指数 引値:1175.43ポイント 前日比:0.70ポイント 騰落率:0.06% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3772.22ポイント 前日比:-0.60ポイント 騰落率:-0.02% |
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17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比1.62%高の21398.89ポイントだった。中国企業指数は1.62%高の7904.94ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1172億7000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた後、もみ合いながら上げ幅を拡大した。中国当局による内需振興などに向けた政策支援を好感。中国商務部など9部門はこのほど、サービス消費の拡大と質の向上をめざす「サービス消費実施計画2025」を共同で発表。計画は政策支援の強化、促進活動の実施、プラットフォームの構築、対外開放の拡大、標準の策定強化、消費環境の整備の6分野に分かれ、合計48項目の具体策を盛り込んだ。 個別では、本土不動産デベロッパーの龍湖集団(00960)と中国海外発展(00688)が急伸。大型ネット株のネットイース(09999)、アリババ集団(09988)、テンセント(00700)が買われ、指数を押し上げた。新興自動車メーカーの理想汽車(02015)、医薬品メーカーの石薬集団(01093)、スポーツ用品の安踏体育用品(02020)なども高い。半面、食品関連の万洲国際(00288)、中国蒙牛乳業(02319)、不動産管理サービスの華潤万象生活(01209)などが売られた。 |
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