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指数: 15分ディレイ
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16日の中国本土株式市場で、上海総合指数は7営業日続伸。終値は前日比0.26%高の3276.00ポイントだった。深セン成分指数は0.85%安の9774.73ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1119億400万元だった。
上海総合指数はほぼ横ばいで寄り付いた後、総じてマイナス圏でもみ合った。前日まで6営業日続伸した後とあって、利益確定売りが重荷。中国の国家統計局が午前中に発表した1−3月期の国内総生産(GDP)速報値などの主要な経済指標がいずれも市場予想を上回る結果となり、当局による内需振興や産業支援の強化への期待がやや後退したもよう。ただ、終盤に指数はプラス圏に急浮上。『格隆匯』によると、終盤に滬深300指数(CSI300指数)に連動する複数の上場投資信託(ETF)が急伸し、出来高も急拡大した。政府系マネーが買い支えに乗り出した可能性がある。 セクター別では、貴金属と銀行が全面高。観光・ホテル、海運・港湾運営、航空・空港運営なども高い。半面、電源設備、内装、農薬、通信設備などが売られた。 A株市場では、スマホ・自動車用光学部品大手の欧菲光集団(002456)、半導体製造装置メーカーの北方華創科技集団(002371)、特定用途無線大手の海能達通信(002583)や、航空会社の中国国際航空(601111)、春秋航空(601021)などが大幅高。前日に安かった免税店関連の王府井集団(600859)、中国旅遊集団中免(601888)が反発した。半面、ゲーム関連の奥飛娯楽(002292)、テック株の富士康工業互聯網(601138)、立訊精密工業(002475)、歌爾(002241)、浙江水晶光電科技(002273)などが下げた。 上海B株指数は0.32%安の258.63ポイント、深センB株指数は0.53%安の1174.73ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:3276.00ポイント 前日比:8.34ポイント 騰落率:0.26% 上海B株指数 引値:258.63ポイント 前日比:-0.84ポイント 騰落率:-0.32% 深セン成分指数 引値:9774.73ポイント 前日比:-83.37ポイント 騰落率:-0.85% 深センB株指数 引値:1174.73ポイント 前日比:-6.22ポイント 騰落率:-0.53% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3772.82ポイント 前日比:11.59ポイント 騰落率:0.31% |
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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は7営業日ぶりに反落。前場終値は前日比2.53%安の20922.54ポイントだった。中国企業指数は3.10%安の7735.31ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1181億2000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ一本調子で下げ幅を拡大。前引けにかけては下げ渋ったものの、心理的節目の21000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。関税を巡る米国と中国の交渉開始が見通せないなか、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。短期的な過熱感からの売りも出たもよう。中国国家統計局が午前に発表した1−3月期の国内総生産(GDP)速報値や、3月の小売売上高と鉱工業生産は市場予想から上振れしたが、相場への影響は限られた。 個別では、大型ネット株の美団(03690)、アリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)が大きく売られ相場の重荷となった。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、スマートフォン大手の小米集団(01810)も大幅安。パソコン大手のレノボグループ(00992)、ショート動画プラットフォームの快手科技(01024)は反落した。一方、香港地場株の中電控股(00002)と新鴻基地産(00016)、英金融大手のHSBC(00005)が買われた。 |
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