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指数: 15分ディレイ
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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は7営業日ぶりに反落。前場終値は前日比2.53%安の20922.54ポイントだった。中国企業指数は3.10%安の7735.31ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1181億2000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ一本調子で下げ幅を拡大。前引けにかけては下げ渋ったものの、心理的節目の21000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。関税を巡る米国と中国の交渉開始が見通せないなか、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた。短期的な過熱感からの売りも出たもよう。中国国家統計局が午前に発表した1−3月期の国内総生産(GDP)速報値や、3月の小売売上高と鉱工業生産は市場予想から上振れしたが、相場への影響は限られた。 個別では、大型ネット株の美団(03690)、アリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)が大きく売られ相場の重荷となった。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、スマートフォン大手の小米集団(01810)も大幅安。パソコン大手のレノボグループ(00992)、ショート動画プラットフォームの快手科技(01024)は反落した。一方、香港地場株の中電控股(00002)と新鴻基地産(00016)、英金融大手のHSBC(00005)が買われた。 |
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ハンセン指数
引値:20922.54ポイント 前日比:-543.73ポイント 騰落率:-2.53% 中国企業指数 引値:7735.31ポイント 前日比:-247.57ポイント 騰落率:-3.10% レッドチップ指数 引値:3678.04ポイント 前日比:-47.72ポイント 騰落率:-1.28% |
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16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は7営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.92%安の3237.60ポイントだった。深セン成分指数は1.96%安の9664.79ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6776億7700万元だった。
上海総合指数はほぼ横ばいで寄り付いた後にマイナス圏に沈み、下げ幅を拡大した。前日まで6営業日続伸した後とあって、利益確定売りが優勢。中国の国家統計局が午前中に発表した1−3月期の国内総生産(GDP)速報値などの主要な経済指標がいずれも市場予想を上回る結果となり、当局による内需振興や産業支援の強化への期待がやや後退したもよう。 セクター別では、電源設備が全面安となったほか、農薬関連、コンシューマーエレクトロニクス、輸送用設備、インターネットサービスなども安い。半面、貴金属、観光・ホテル、銀行などが買われた。 上海B株指数は0.6%安の257.92ポイント、深センB株指数は0.69%安の1172.80ポイントだった。 |
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