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指数: 15分ディレイ
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週明け14日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続伸。終値は前営業日比0.76%高の3262.81ポイントだった。深セン成分指数は0.51%高の9884.30ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆2774億7300万元だった。
上海総合指数は終日プラス圏で堅調に推移し、終値は3日以来の高値だった。トランプ米政権が相互関税の対象からスマートフォンなどを除外したことで、世界的な景気後退や米中関係の悪化への警戒感が和らいだほか、13日発表の金融統計や14日発表の貿易統計が軒並み市場予想から上振れたことも好感された。また、中国政府が進める「消費振興特別行動」の一環として、当局が「購在中国(中国で購買する)」キャンペーンを開始したことを受け、恩恵が期待される銘柄などを中心に買いが広がった。セクター別では、貴金属と石炭が全面高となったほか、小売りや自動車などを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、航空・空港運営や海運・港湾などが売られた。 A株市場では、金価格の上昇を受けて紫金鉱業集団(601899)が高かったほか、上海汽車集団(600104)や重慶長安汽車(000625)、交通銀行(601328)や中国建設銀行(601939)も買われた。半面、江蘇恒立液圧(601100)や三一重工(600031)、思源電気(002028)などが下げた。 上海B株指数は1.49%高の258.48ポイント、深センB株指数は1.22%高の1179.19ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3262.81ポイント 前日比:24.58ポイント 騰落率:0.76% 上海B株指数 引値:258.48ポイント 前日比:3.80ポイント 騰落率:1.49% 深セン成分指数 引値:9884.30ポイント 前日比:49.86ポイント 騰落率:0.51% 深センB株指数 引値:1179.19ポイント 前日比:14.23ポイント 騰落率:1.22% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3759.14ポイント 前日比:8.62ポイント 騰落率:0.23% |
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週明け14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続伸。前場終値は前営業日比2.41%高の21419.59ポイントだった。中国企業指数は2.16%高の7970.14ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1542億5000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面高で寄り付き、始値は心理的節目の21000ポイントを超えた。トランプ米政権が相互関税の対象からスマートフォンなどを除外したことで、世界的な景気後退や米中関係の悪化への警戒感が和らいだもよう。中国人民銀行(中央銀行)が前日発表した3月の人民元建て貸付残高増加額と、税関総署がきょう発表した同月の米ドル建て輸出がともに市場予想から上振れし、投資家心理を強気に傾けたもよう。 個別では、大型株のアリババ集団(09988)、AIAグループ(01299)、HSBC(00005)が大きく買われ、相場の上昇を主導。取引所運営の香港証券取引所(00388)が7%超上昇した。繊維・アパレル株の申洲国際集団(02313)、ネット株の百度(09888)は大幅に反発した。医薬品関連の石薬集団(01093)と薬明生物技術(02269)も高い。一方、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、不動産開発の華潤置地(01109)、ビール大手の華潤ビール(00291)が反落した。 |
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