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指数: 15分ディレイ
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週明け14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続伸。前場終値は前営業日比2.41%高の21419.59ポイントだった。中国企業指数は2.16%高の7970.14ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1542億5000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面高で寄り付き、始値は心理的節目の21000ポイントを超えた。トランプ米政権が相互関税の対象からスマートフォンなどを除外したことで、世界的な景気後退や米中関係の悪化への警戒感が和らいだもよう。中国人民銀行(中央銀行)が前日発表した3月の人民元建て貸付残高増加額と、税関総署がきょう発表した同月の米ドル建て輸出がともに市場予想から上振れし、投資家心理を強気に傾けたもよう。 個別では、大型株のアリババ集団(09988)、AIAグループ(01299)、HSBC(00005)が大きく買われ、相場の上昇を主導。取引所運営の香港証券取引所(00388)が7%超上昇した。繊維・アパレル株の申洲国際集団(02313)、ネット株の百度(09888)は大幅に反発した。医薬品関連の石薬集団(01093)と薬明生物技術(02269)も高い。一方、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、不動産開発の華潤置地(01109)、ビール大手の華潤ビール(00291)が反落した。 |
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ハンセン指数
引値:21419.59ポイント 前日比:504.90ポイント 騰落率:2.41% 中国企業指数 引値:7970.14ポイント 前日比:168.63ポイント 騰落率:2.16% レッドチップ指数 引値:3718.50ポイント 前日比:34.54ポイント 騰落率:0.94% |
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週明け14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続伸。前場終値は前営業日比0.86%高の3266.12ポイントだった。深セン成分指数は0.91%高の9923.58ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8387億7500万元だった。
上海総合指数はプラス圏で堅調に推移し、徐々に上げ幅を拡大した。トランプ米政権が相互関税の対象からスマートフォンなどを除外したことで、世界的な景気後退や米中関係の悪化への警戒感が和らいだほか、中国政府が新たな景気対策を打ち出すとの期待も指数を押し上げた。セクター別では、小売りや自動車、貴金属などが買われた半面、海運・港湾や航空・空港運営、銀行などの一角が売られた。 上海B株指数は1.29%高の257.96ポイント、深センB株指数は1.15%高の1178.30ポイントだった。 |
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