マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
11日前場の香港市場で、ハンセン指数は4日続伸。前場終値は前日比0.56%高の20798.63ポイントだった。中国企業指数は1.01%高の7745.90ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で1279億HKドル。
ハンセン指数は安く始まったものの、次第に下値を切り上げる展開。前引けにかけてプラス圏に浮上し、前場の高値圏で引けた。中国政府の内需振興策や戦略的産業支援策から恩恵を受けそうな銘柄が相場の上昇をけん引。「トランプ関税」の先行き不透明感が強いなか、「安全資産」とされる金の価格上昇を受けた買いも入った。中国本土の主要株価指数が上げに転じて前場の取引を終え、投資家心理を支えたもよう。 個別では、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)が9%超上げたほか、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)と京東健康(06618)、自動車メーカーの理想汽車(02015)と吉利汽車(00175)が大幅に続伸した。金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)も高い。一方、前日買われたオンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)が大幅安。輸出株の創科実業(00669)と申洲国際集団(02313)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)、豚肉大手の万洲国際(00288)も反落した。 |
|
||
ハンセン指数
引値:20798.63ポイント 前日比:116.85ポイント 騰落率:0.56% 中国企業指数 引値:7745.90ポイント 前日比:77.52ポイント 騰落率:1.01% レッドチップ指数 引値:3659.86ポイント 前日比:16.36ポイント 騰落率:0.45% |
|
||
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。前場終値は前日比0.12%高の3227.65ポイントだった。深セン成分指数は0.19%高の9773.33ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7714億900万元だった。
上海総合指数はマイナス圏での推移が目立ったが、前引け間際に再びプラス圏に浮上した。中国政府が新たな景気対策を打ち出すとの期待が相場の支えとなったが、米中の貿易戦争が激化する中、週末を前に利益を確定する動きが広がった。米ホワイトハウスの当局者は、米国が中国からの輸入品に対して課している関税の税率が現在少なくとも145%に達していることを明らかにした。また、中国から輸入する少額貨物に対する関税を90%から120%に引き上げると発表した。セクター別では、貴金属が全面高となったほか、半導体や電子化学品も買われた。半面、保険が全面安。酒造や食品・飲料も売られた。 上海B株指数は0.05%高の253.17ポイント、深センB株指数は0.47%安の1160.49ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
06/13 |
[統計] 5月の社会融資総量、市場予想を下回る![]() |
06/13 |
[統計] 5月の融資増加額は予想下振れ、人民元貸付残高7.1%増![]() |
06/13 |
[統計] 5月末のマネーサプライM2は7.9%増、市場予想下回る![]() |
06/13 | [業界] 16日の決算発表予定銘柄と業績予想(香港市場):カフェ・ド・コラル |
06/13 | [業界] 香港市場の自社株買い、34銘柄で総額309億円(6月13日) |
レポート |