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指数: 15分ディレイ
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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比1.55%安の19815.24ポイントだった。中国企業指数は1.22%安の7340.11ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2077億6000万HKドル。
ハンセン指数は全面安で寄り付いた。トランプ米政権が9日付で中国からの輸入品に計104%の関税を課すことで、貿易摩擦の激化を警戒する売りが膨らんだ。中国本土A株市場の主要株価指数が上げに転じたこともあって、ハンセン指数は次第に下げ幅を縮小。ただ、始値で割り込んでいた心理的節目の20000ポイント付近では上値が重い。 個別では、パソコン大手のレノボグループ(00992)が6%下落。前日高かった石油株のペトロチャイナ(00857)、保険株のAIAグループ(01299)も売られた。カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)、医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)は大幅に続落した。一方、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)が7%超高となったほか、不動産管理の華潤万象生活(01209)、スマートフォン大手の小米集団(01810)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)が続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:19815.24ポイント 前日比:-312.44ポイント 騰落率:-1.55% 中国企業指数 引値:7340.11ポイント 前日比:-90.51ポイント 騰落率:-1.22% レッドチップ指数 引値:3531.52ポイント 前日比:1.24ポイント 騰落率:0.04% |
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9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.24%高の3152.96ポイントだった。深セン成分指数は0.56%高の9477.59ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆953億300万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、一時は心理的節目の3100ポイントを割り込んだ。関税を巡る米中応酬の激化を嫌気する売りが先行。トランプ米政権が中国に対して課す計104%の関税が9日にも発効する見込みで、これに中国は徹底抗戦の構えを示した。ただ、売り一巡後は下げ幅を縮小し、再び3100ポイント台に乗せ、前場半ば以降は前日終値を挟んでもみ合った。中国政府系マネーによる相場救済や、当局が打ち出す内需拡大策などへの期待が支えとなったもよう。 セクター別では、軍需関連が全面高。半導体、ソフトウエア開発、非鉄金属素材なども高い。半面、製薬、農薬、観光・ホテル、電力などが売られた。 上海B株指数は0.42%安の248.64ポイント、深センB株指数は0.21%安の1141.22ポイントだった。 |
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