■午後0時までの記事一覧：

【香港】決算寸評：中国工商銀行、24年12月本決算は小幅増益
【香港】中信証券、25年1−3月期決算は32％増益の見通し
【香港】洛陽モリブデン、1−3月期の銅生産量は16％増　主要経営指標が予想上振れ
【香港】安徽コンチセメント、25年1−3月期決算は20％増益の見通し
【香港】CNOOC、支配株主が買い増し計画を発表　20億−40億元規模
【香港】ウェイチャイ・パワー、子会社の香港分離上場を計画
【香港】無錫薬明康徳新薬開発、新たなA株自社株買い計画を発表　株価急落で
【香港】中船防務、25年1−3月期の純利益は最大13倍の見通し
【香港】中国民生銀行、1−3月期の経常収益は7％超増加の見通し
【香港】中国アルミ、支配株主が買い増し計画を発表　10億−20億元規模
【香港】中国中薬、支配株主が5035万株買い増し
【香港】中国郵政儲蓄銀行、支配株主が1991万株取得　買い増し継続へ

【中国】雲鼎科技、24年12月本決算は50％増益（速報）
【中国】小熊電器、24年12月本決算は35％減益（速報）
【中国】広州発展集団、24年12月本決算は6％増益（速報）
【中国】宇通重工、24年12月本決算は4％増益（速報）
【中国】中炬高新技術実業、24年12月本決算は47％減益（速報）
【中国】広州広日、24年12月本決算は7％増益（速報）
【中国】広州港、24年12月本決算は11％減益（速報）
【中国】杭州熱威電熱科技、24年12月本決算は20％増益（速報）
【中国】重慶長安汽車、4月に約10モデルを投入　タイ工場は5月に稼働
【中国】人民元の9日の基準値は1米ドル＝7.2066元、5日続落
【中国】湖南天雁機械、1−3月期は40％増益の見通し
【中国】上海宝信ソフト、株価安定のための措置を発表
【中国】深セン市深糧控股、A株株価の急騰で説明公告

　9日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落スタート。安く寄り付いた後、ほどなくして心理的節目の3100ポイントを割り込んだ。関税を巡る米中応酬の激化を嫌気する売りが先行している。レビット米大統領報道官が8日の記者会見で「中国に対して計104％の関税が発効する」と話した。中国が8日までに米国への報復関税を撤回しなかったため、20％の追加関税と34％の「相互関税」に加え、対中関税をさらに50％上乗せするとした。一方、中国側は徹底抗戦する構えを示している。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前日比2.06％安の3080.62ポイントで推移。セクター別では、電子、光学光電子、医療サービス、電源設備が全面安。半面、農業・漁業、軍需関連の一角が買われている。

　9日の香港市場でハンセン指数は大幅に反落して始まった。始値で心理的節目の20000ポイントを割り込み、全面安となった。トランプ米政権が中国に対して課す計104％の関税が9日にも発効することを受け、米中の関税応酬が激化するとの見方から売りが膨らんでいる。

　指数は日本時間午前10時34分現在、前日比4.22％安の19278.24ポイントで推移。個別では、テック株の舜宇光学科技（02382）とレノボグループ（00992）、医薬品受託開発の薬明生物技術（02269）と無錫薬明康徳新薬開発（02359）、新興電気自動車メーカーの理想汽車（02015）が安い。